昆虫類の系統(特に高次系統)の議論や系統進化と共に昆虫類の体制がどのように変遷してきたのかを紐解いてゆく上で、比較発生学的なアプローチはとても有効です。
最も原始的な有翅昆虫類である
カゲロウ類
における研究からは、有翅昆虫類の高次系統の議論や、翅の起源に関する課題に取り組んでいます。
2002年に発見されたばかりの
新・昆虫「カカトアルキ」目
に関しても取り組んでいます。
カゲロウ類のいくつかのグループを対象に、
分類学的研究
も行なっています。