授業科目: 物質循環学序説I(必修)Introduction to Environmental Eciences I
開講期:   前
曜日・時限: 木・5
学年:    1
単位:    2
教官名:   塚原弘昭・鈴木啓助・福島和夫・村越直美・宮原裕一・國頭恭

1. 授業の狙い:
 物質循環学の基礎を学ぶ.物質循環学の基礎になる教育範囲は広いだけでなく,固定されたものはない.特徴ある信州大学の物質循環学を身につけて欲しい.学科および山地水環境教育センターの各教官が,物質循環学の基礎になる話題を取り上げ,体験を交えて講義する.その講義の中から,物質循環学科の4年間で,どのような知識や実技(室内実験法,野外測定法,自然観察法など)を身につけることが求められているのかも理解して欲しい.

2. 授業の概要:
 講義は,独自に編纂した資料集(物質循環学序説ノート)を用い,物質循環学科および山地水環境教育センター所属の教官全員が担当する.そのおよその内容は,以下の授業計画の項目名に表されている.

3. 成績評価の方法:
 出席状況および,各担当者が課したレポートあるいは試験,これらの結果を総合して評価する.

4. 履修上の注意:

5. 授業計画:

第1-2週(担当 塚原):地球内部物質循環と地球環境の形成
第3-5週(担当 鈴木):水文循環学序説−水循環と物質循環
第6-8週(担当 福島):物質循環を化学的にみることの意味
第9-11週(担当 村越):堆積物から解読する地球環境変動
第12-13週(担当 宮原):環境汚染物質の分析
第14-15週(担当 國頭):環境と微生物

6. 教科書:
「物質循環学序説ノート」(物質循環学科+山地水環境教育センター・編)を,最初事項後の時間に受講生に配布する