乗鞍火山と上高地への新入生見学会2006

 新入生27名+アルファ,教員5名で,6月3・4日と乗鞍火山と上高地の見学に行きました.新入生ゼミナールの一環です.噴煙は出ていませんが,乗鞍火 山は立派な活火山です.霧の中だった昨年とは異なり,澄んだ青空も下で登山を敢行しました.でも,ちょっと積雪が多くて,雪原の横断に危険があり,精鋭部 隊(?)のみが山頂(3,026m)へたどり着くことができました.火山弾がごろごろしている山道を汗を流して登りました.残雪の白さも目に浸みました. その夜のバーベキュー・パーティとビールは最高でした.
 翌日は上高地でした.2万年前の氷河が作った雄大な地形と焼岳の火山活動が組み合わさって,国内有数の景観を生み出しています.上高地を流れる梓川は標 高1500m付近に幅広い川底をつくっており,それが植生や動物の多様さを生み出す要因ともなっています.

by Prof.Dr.Fujio KUMON



写真1 雪の残る山腹を縫って走る自動車道

写真2 残雪の壁を抜けて山頂を目指す

写真3 目指せ,あれが山頂だ!(剣が峰)

写真4 もう行けないよー! 行く手を阻む雪原

写真5 パン皮状の割れ目をもつ火山弾

写真6 高山帯のハイマツ林

写真7 やったぜ,剣ヶ峰登頂!

写真8 おいしいけど,煙い!?
信大乗鞍寮でのバーベキュー・パーティ.

写真9 こうでなくっちゃ!教員も盛り上がり.

写真10 大正池と焼岳火山

写真11 田代湿原と穂高連峰

写真12 河童橋から見た岳沢(かつての氷河谷)
どっかの写真集にも見えるけど,今年撮れた写真です.

写真13 ニリンソウの群落




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