青森県五所河原市の西方には,十三湖のほかいくつかの小さな池が点在しています。十三湖は現在も海と繋がっていますが,現在孤立しているものも,かつては海跡湖と見られ,海水が流入していたのではないかと考えられています。東北地方の日本海側は,しばしば,日本海を震源とする地震とそれに伴う津波に襲われてきました。1983年に発生した日本海中部地震では,15m近くの津波がこの地域に押し寄せたとされています。それがどのような記録として残されているか,この点を見極めようと2002年6月に調査に行きました。このときは公文研究室との合同調査となりました。大掛かりな調査になりましたが,どの池(湖)も非常に浅く,多くが砂質で,期待したような底泥のサンプリングはできませんでした。
平滝沼 |
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日本海に沈む夕日 |
珍味?しじみらーめん |