地球の記憶を掘り起こせ!IODPってなに?

〜世界最大の研究船「ちきゅう」が日本から発進!〜

 

独立行政法人海洋研究開発機構 地球深部探査センター

運営管理グループ 渉外主任 長谷部喜八

 

大陸移動説や恐竜絶滅の原因などの証明など地球科学への大きな貢献をした深海掘削の歴史がまた大きく進化しようとしています。深海底のその下にある地殻内に生命が存在していることや 地震の震源地を世界で始めて直接調べることが出来る設備を持った長さ210メートル幅38メートル約6万トンの“ちきゅう”という名の世界一の研究船(写真参照)が来年完成します。

 

この船を中心に進められている統合国際深海掘削計画(IODP)という 海の宇宙ステーション計画ともいえるとても大きな計画がいま日本と米国が中心になって進めています。どんな装備、道具を使うと海底の下数キロもの深さを掘ることが出来るのか、人類に役立つ研究とは何か、どうしたらこの船に乗ることが出来るのかなどを、ビデオ映像や展示ポスター、パンフレットなどを見ていただいたり 説明担当者が直接展示ブースにお越しいただいた方にお話しいたします。また記念品もたくさんご用意しています。

 

参考Webサイト

http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/odinfo/