授業科目 : 資源地質学
英文科目名 : Resources Geology
履修区分 : 自由/必修
開講期間 : 後期
曜日・時限 : 水1
授業形態 : 講義
対象年次 : 3
単位数 : 2
教員名 : 山口 佳昭保柳 康一


【授業のねらい】
 地球の形成史を通じて生成されてきた金属・非金属・炭化水素資源について、それらの成因、地理的分布・年代的分布などについて、地質学的観点から述べる。なお、「現代社会と炭化水素資源の関わり」の授業では、資源探査と開発により引き起こされる地球環境問題をテーマとして、技術者・科学者としての倫理について考える。

【授業の概要】
 前半では山口が地殻のマグマ活動によって生成した金属と非金属の資源について講じる。そして後半では保柳が石炭・石油・天然ガス・メタンハイドレイトについて講義し、地球環境との関わりについて考える。

【成績評価の方法】
 小テストまたはレポートにより通常時の理解を評価し、期末テスト結果を加え成績とする。ねらいに対する達成度の8割でA、6割以下は不可とする。

【履修上の注意】
復習をして、次の授業ののぞむこと。

【授業計画】
1.鉱床、鉱石のなりたち(1週目)
2.マグマの活動と鉱床(2-3週目)
3.マグマの揮発性成分と熱水鉱床(4-6週目)
4.海底熱水鉱床と海底地下資源(7週目)
5.現代社会と炭化水素資源の関わり(8週目)
6.炭素の循環と炭化水素資源の形成(9週目)
7.地層中の有機物と炭化水素資源の形成(10週目)
8.石炭資源の形成と地球環境(11週目)
9.石油・天然ガス資源の形成と地球環境(1)(12週目)
10.石油・天然ガス資源の形成と地球環境(2)(13週目)
11.メタンハイドレートと地球環境(14週目)
12.期末試験(15週目)

【質問,相談への対応】
 対応できる時は、いつでも可能。場所は理学部C棟の4階研究室です。
メールアドレスは、yyamagu@gipac.shinshu-u.ac.jp 、および hoya101@gipac.shinshu-u.ac.jp です。

【教科書】
 授業の中で紹介する。

【参考書】
 授業の中で紹介する。