授業科目 : マグマ循環論
英文科目名 : Magma dynamics
開講期間 : 後期
曜日・時限 : 集不定
単位数 : 2
教員名 : 三宅 康幸


【授業のねらい】
 マグマの実態に関して、それが冷えて固結してできた火成岩から知る方法について講述する.

【授業の概要】
 マグマは地下の岩石が溶融して発生し、それは重力に逆らって上昇・噴出する。その全過程と周囲の地質環境との対応について講述し、火山の防災について論及する。さらに、マグマの多様性が生じた原因はたくさんあるが,微量元素の地球化学からそれを解析することができる.その方法と実際について講義する.

【成績評価の方法】
 レポートの提出により評価する.

【履修上の注意】


【授業計画】
1.マグマの溶融と固結過程の相平衡関係(1−4週)
2.火成岩の産状と記載岩石学的性質から復元される火成岩の成因(5−9週)
3.火成岩の全岩化学組成から推定されるマントルの運動と実態(10-14週)
4.レポートの提出
5.レポート結果の講評(15週)

【質問,相談への対応】
授業毎に、予定を打ち合わせて研究室を訪問してください.

【教科書】

【参考書】