授業科目 : 山地形成論
英文科目名 : Mechanics of The mountain buiding
開講期間 : 前期
曜日・時限 : 集不定
単位数 : 2
教員名 : 小坂 共榮


【授業のねらい】
 「山はなぜ,またどのようにして高くなるのか?」。この問題は地質学上の大きな問題として古くから議論されてきた。本講義では,この問題について地質学的,地球物理学的に多面的な観点から論述する。

【授業の概要】
 まず、山地形成に関する研究の歴史を振り返り、それが地質学の発展とどのような関連があったのかを述べる。次に、日本をのぞく世界各地、特にヨーロッパアルプス、ヒマラヤ、ロッキー、アパラチア、アンデスなどの山脈の地質構造の特徴を概観し、それらの山脈形成史について述べる。日本アルプス、日高山脈など日本列島を特徴づける山地の基本的構造について触れ、その発達過程について論ずる。

【成績評価の方法】
 講義後に小テストを実施。期末試験を実施。総合点が80点以上をA,60〜80点をB,60〜50点をCと評価。出席が6割以下の学生は不可とする。

【履修上の注意】
 特にない。

【授業計画】
1〜2 山地形成に関する研究史概観
3〜8 世界各地の山脈の地質構造とその形成過程
9〜14日本列島の山脈の地質構造とその発達過程
15   山地形成論まとめ

【質問,相談への対応】
対応できるときは,いつでも可。研究室は理学部C棟4階の404号室。

【教科書】
特に指定しない。
 
【参考書】
特に指定しない。