拝啓 貴社益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。

　さて、このたび日本遺伝学会第81回大会を、2009年（平成21年） 9月16日（水）～18日（金）の3日間、信州大学理学部（長野県松本市）にて開催する運びとなりました。

　日本遺伝学会は長い歴史と伝統をもつ基礎的な生物学の広い分野に関わりをもつ学会であり、分子レベルから個体・集団のレベルまで時代に応じて優れた研究成果と研究者を輩出してきました。広く細菌からヒトまでの莫大なゲノム情報が蓄積されつつある今日、分子レベルから個体・集団のレベルまで生物学の広い分野をカバーする日本遺伝学会の果たす役割はより重要なものになっていると確信します。

　松本での開催は実に62年ぶりとなりますが、第81回松本大会には、全国の大学及び研究機関より約400名以上の研究者・学生が参加する予定であります。これまでの伝統を守り、口頭による一般講演を中心にプログラムを編成します。初参加の学生から経験豊かな研究者まで同じ持ち時間で発表をします。細菌からヒトまで、分子レベルから個体・集団のレベルまで、さまざまな分野の方々が多数参加され、発表、討論、情報交換が行われることを期待しています。また、本大会では、最先端の研究内容から地方色のある研究内容まで多くのテーマについて、ワークショップとミニシンポジウムを開催します。微生物から高等動植物にいたる広い生物種について、分子遺伝学・分子生物学から集団遺伝学などのあらゆる研究領域に関する様々な発表、討論が行われることでしょう。

　つきましては、本大会開催をこれまでにも増して有意義なものにするため、引き続きご支援、ご援助を賜りたく、お願い申し上げる次第でございます。
諸経費ご多端のおり、誠に恐縮ではございますが、何卒ご高配のほど宜しくお願い申し上げます。（詳しくは下のPDFファイルをご覧ください。）

　大会委員会
　　大会委員長 　　　伊藤建夫 　信州大学理学部 生物科学科
　　事務局長　　　　 浅見崇比呂 信州大学理学部 生物科学科
　　プログラム委員長 伊藤靖夫 　信州大学全学教育機構



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