長野県では2014年から7月第4日曜日を「信州 山の日」と呼び、前後の期間で山に関する様々な取り組みを行っている。さらに、2016年からは8月11日が国民の祝日「山の日」となる。我々は、山から様々な恵みを得ながら暮らしている。そのために、豊かな自然環境を次の世代にも伝えていこうとする思いが、どちらの山の日にも込められている。「信州 山の日」が、7月第4日曜日に設定されたのは、次代を担う子供たちが「山」に直に接することができる機会を得やすい夏休みに入る時期となるためでもある。 (「雪氷」77巻1号より その2)