能動的学習意欲を持つ理数学生の発掘と育成プログラム

信州大学 理学部
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プログラムの詳細

物質循環学科


物質循環学科 プログラムの内容
新入生ゼミナール [必修](前期、2単位)
新入生ゼミナールU 特別クラス(後期、2単位)
水圏・地圏循環論VI・VII または、
生物圏循環論VI・VII(前期、2単位)
水圏・地圏循環論VIII・IX または、
生物圏循環論VIII・IX(後期、2単位)
環境論特論Y(前期、2単位)
環境論特論Z (後期、2単位)

  • 新入生ゼミナール(特別クラス)
    【授業のねらい】
    理学部では信州の豊かな自然, 歴史と文化のもとで、 調和の取れた自然観を育み、 基礎的な研究を通して、 豊かな学識と、将来の社会変化にも対応できる能力の育成を目指すというコンセプトのもとで教育をおこなっています。この授業は、 ウェブ上のシステム「Kisorigaku」を利用することにより、 積極的な学習意欲および問題意識をもった学生をより多く育成するのが目的です。
    【授業の概要】
    「Kisorigaku」とは、 世界的によく知られているインターネット上の百科事典「Wikipedia」と同じソフトウェアを用いて理学部が独自に立ち上げたウェブ上のシステムです。この授業では、 ガイダンスで「Kisorigaku」の基本的な入力方法について学んだ後、少人数のグループに分かれ、教員の指導の下で、グループごとにテーマを決めます。そのテーマに関してグループ内で学習し、考察した内容をまとめて「Kisorigaku」に掲載します。テーマについて各自が調べたことや考察したことについてグループ内でディスカッションすることにより、理解を深め、 またコミュニケーション能力を高めます。
    【授業計画】
    1. ガイダンス
    2. テーマの決定
    3. グループによる「Kisorigaku」作成
    4. 中間報告会
    5. グループによる「Kisorigaku」作成
    6. 最終成果報告会

  • 水圏・地圏循環論、生物圏循環論
    ○ 前期
    【授業の狙い】
    1年生の後期のゼミで広げた知識や経験をもとに、専門実習および専門科目の講義、また自発的な学習に主体的に取り組む姿勢を促します。
    【授業の概要】
    1.学生個々人の関心に基づいて、学習を効果的に進めるために、1年生の乗鞍・上高地遠足と志賀高原での野外実習Tで、1年生のパンフ等資料作成を支援するメンターを努めます。
    2.2年前期からはじまる基礎実習での内容を、時間外の実習で深化させます。このため、各教員の判断で、研究室毎のセミナーに出席したり、室内での実験、もしくは屋外での調査・実習に、取り組んだりすることで、自身の関心・興味を深める機会とします。
    【授業計画】
    1.乗鞍・上高地地域(2009年度までの新入生ゼミTの実績:例年5〜6月に実施)の準備と、現地での補助にかかわります。この場合、本プログラムに参加する学生は、学生の視点で、見学対象や調査項目を1年生や参加者間で相談し、調査・学習を進めます。TAの協力を得ながらも、異なる役割を果たすことになります。
    2.志賀高原実習(1年野外実習T:例年9月末日に実施)で同様の役割を果たします。
    3.それぞれの実習において、参加学生自身の関心に基づいた、高次のレポートを作成します。

    ○ 後期
    【授業の狙い】
    1.予算の支出方法が明瞭でないので確約できませんが、参加者の希望、指導(引率)にあたる教員やTAの可能性を考慮しながら、興味深いフィールドを訪れ、事前調査・現地での見聞・簡単な調査を通してレポートをまとめます。
    2.以上の内容で、予算としては旅費の補助を考えています。
    【授業の概要】
    1.島嶼、山岳、湖沼など、通常訪れることのないフィールドを訪れます。場所は、参加者・教員で協議して決めます。このため事前学習会を開きます。
    2.学集会での成果をもとに、フィールドの概要やこれまでの知見を整理し、調査項目をしぼった上で、調査に必要な器材・測定項目その他を協議してまとめます。
    3.調査の実施。
    4.報告会。
    5.レポートのまとめ。

  • 環境論特論(早期卒業研究)
    【授業の狙い】
    2年での実績を踏まえ、高度な研究につながる学習や実習の展開を図ります。
    【授業の概要】
    各研究室のセミナーに参加すること、および卒業研究生や大学院生の室内実験、野外での調査研究活動に加わって、調査を直接実体験することで、自身の研究をスタートさせる一助とします。
    【授業の計画】
    1.3年次での学習計画を立て、指導教員の指導を受けます。
    2.指導教員のもとでセミナーに出席します。自主的に学習課題を定め、1年間のうち、2回、セミナーにおいて文献調査結果を発表するものとします。
    3.研究室で実施される実験や調査活動に参加します。
    (注) 物質循環学科では3年の後期(システム実習II)から、研究室に分属し、卒業研究の準備を開始することになっています。したがって、すべての学生は、このプログラムでの後期過程からは横一線となりますが、3年の前期までの期間に、とくに関心の強い分野が明瞭な、または課題探索に熱心なプログラム参加学生は、各教員の指導のもとで、先行して専門的な学習や実験・計測を開始することになります。

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