能動的学習意欲を持つ理数学生の発掘と育成プログラム

信州大学 理学部
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プログラムの詳細

物理科学科


物理科学科 プログラムの内容
新入生ゼミナール [必修](前期、2単位)
新入生ゼミナールII 特別クラス(後期、2単位)
物理学特論III(前期、2単位)
物理学特論IV(後期、2単位)
物理学特論V (前期、2単位)
物理学特論VI(後期、2単位)

  • 新入生ゼミナールII(特別クラス)
    【授業のねらい】
    物理に関して興味のあること、学んでみたいことについて存分に学んでもらいます。学んでいる途中、難しくて理解できないことも出てきますが、多くの場合、今後の授業を受講する中で解決していきます。この授業では、積極的な学習意欲および問題意識を身につける方法を学ぶことを目的としますので、理解できなくても何を知らないかを把握して、学生諸君が今後の授業を受ける動機付けにすることを期待します。
    【授業の概要】
    物理に関するテーマを「Kisorigaku」の記事として掲載します。
     まず、一人一人がテーマに関して考察し、その後、各グループで討論しまとめます。テーマは現在受講中の授業あるいは未履修であるが各自が興味を持っている物理学の分野の中から選びます。その内容を学習し、「Kisorigaku」の記事として掲載します。分からないことはメンターに質問したり、「サイエンス・ラウンジ」に行ってチューターに質問することもできます。「Kisorigaku」とは、世界的によく知られているインターネット上の百科事典「Wikipedia」と同じソフトウェアを用いて信州大学理学部が独自に立ち上げたウェブ上のシステムです。人に読まれる記事を書くことにより、論理的思考力、文章表現力を養います。また、グループで記事をまとめることにより、異なる考えを持った人との接し方を養います。「サイエンス・ラウンジ」は、学生の自主的な学習意欲の向上を図るためのプログラムの一つで、上級生がチューターとして下級生の学習相談や質問に応じる場です。
    【授業計画】
    1. ガイダンス
    2. テーマの決定
    3. テーマに関する自主学習(5回)
    4. 中間報告会
    5. テーマに関する自主学習(5回)
    6.「Kisorigaku」作成
    7. 成果報告会
    これらの授業で学習する内容は以下の通りです。
    ・mediawikiの使い方
    ・Kisorigakuに関するガイダンス(書き方、書くべき内容、記事の構成など)
    ・テーマ選び
    ・テーマに関する自主的学習、 記事にまとめる
    ・記事に関する相互評価(物理の内容、記事の分かり易さなどの評価)

  • 基礎理学総説演習(物理学特論V,W)
    【授業のねらい】
    大学で学ぶ物理には多くの難所があり、それを乗り越えられないことが原因で学習意欲を失うことがあります。この授業では、多くの考えに接することで一人では解決できない難所を克服し、継続的に学習していけるようになることを目的とします。
    【授業の概要】
    大学で物理を学ぶときに遭遇する難所は、多くの人にとって難所であり、未解決で過ごす人もいれば各自の考えで解決する人もいます。これまでに受講した、あるいは現在受講中の授業や自主学習の中で未解決だったり、あやふやな所をもう一度考えて解決を試みます。他の人の解決方法は、「Kisorigaku」や「サイエンス・ラウンジ」で接することが出来ます。それでも解決できないことや、納得ができないことをテーマとして選び、自主学習や教員と議論することで解決を試みます。原則として、教員がマンツーマンで議論・対応します。ここで学んだことは、「Kisorigaku」の記事としてまとめ、掲載します。この授業の中で解決できなくても、掲載した記事を見た人との議論の中で解決するかもしれません。
    【授業計画】
    1. ガイダンス
    2. テーマの選定
    3. テーマに関する自主学習(5回)
    4. 中間報告会
    5. テーマに関する自主学習(5回)
    6.「Kisorigaku」作成
    7. 成果報告会
    これらの授業で学習する内容は以下の通りです。
    ・テーマ設定
    ・「Kisorigaku」に掲載されている記事の評価
    ・テーマに関する自主的学習
    ・「Kisorigaku」に掲載する記事にまとめる
    ・テーマに関する相互評価(物理の内容、 記事の分かり易さなどの評価)

  • アドバンス演習・アドバンス実験(物理学特論X,Y)
    【授業のねらい】
    より専門に近い演習や実験を行うことにより、各人が興味ある物理的現象をより深く理解することを目的とします。一歩早く卒業研究に着手することにより、研究の最前線に早い段階から触れることができます。
    【授業の概要】
    これまでに習得した物理の知識と各人の興味を下にして、演習や実験を通してより専門的な知識を身につけます。設定したテーマや研究計画にもっとも関係の深い研究室を選び、その研究室の指導の下で実施します。前期は実験を伴わない授業である「アドバンス演習」を、後期は実験を伴う授業である「アドバンス実験」を履修します。
    【授業計画】
    (前期)
    1. ガイダンス
    2. ゼミ形式の授業等(各研究室で実施)(6回)
    3. 演習テーマの設定(各研究室で実施)
    4. レポート作成(各研究室で実施)(6回)
    5. 成果報告会
    (後期)
    1. ガイダンス
    2. 実験テーマの設定(各研究室で実施)
    3. 実験の企画作成(各研究室で実施)
    4. 実験(各研究室で実施)
    5. 中間報告会
    6. 実験とまとめ(各研究室で実施)
    7. 成果報告会

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