能動的学習意欲を持つ理数学生の発掘と育成プログラム

信州大学 理学部
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プログラムの内容

自然環境診断ジュニアマイスターとは

自然環境診断ジュニアマイスターは,大学院修士課程に設置されている自然環境診断マイスター資格の学部生版です。

「自然環境診断マイスター」とは,自然環境の「判別・生物多様性・保全策・防災対策」の能力を培い,自然環境教育・行政・事業に対し具体案を提言できる人を認定した資格です。自然現象の本質理解と多様な問題を解決するための強い意欲をもつ人材の養成をめざしています。
自然環境診断マイスター」で目標とする教育成果として,次の事項が設定されています。
   1. 山岳地域の多様な自然環境を判別できる能力
   2. 生物多様性と生命連鎖を理解できる能力
   3. 地域に応じた自然環境保全策を企画する能力
   4. 自然災害を防ぐための工夫ができる能力

理数学生応援プロジェクト受講生には,自然を幅広く総合的にとらえる能力を育成する一環として,特にフィールド系(地質,生物,物循学科の該当者)の自然環境診断ジュニアマイスターの資格の取得を推奨しています。数理や物理,化学系の学生が受講することもできます。 一定の基準を満たしたうえで申請すると,卒業時に理学部長から自然環境診断ジュニアマイスター資格が認定されます。

自然環境診断ジュニアマイスターを取得するには

植生調査,動物生態調査,地質調査,湖沼調査,気象・水質調査の5つ実習の内,自分の専攻分野(学科程度の範囲)以外の実習を1つ以上受講し,修了すること,および特別講演または特別講義を併せて3回以上受講することです。実習は原則として1泊2日(2日間です)。特別講義・講演については2つ以上が自分の専門分野外であることも条件となっています。

  • 植生調査
    森林の構造解析・植物多様性・階層構造・樹形と共存を学びます。

  • 動物生態調査
    大型動物行動追跡・動物多様性・昆虫相共存・水生昆虫構造を学びます。

  • 地質調査
    地形の測量・岩石の見分け方・地層の測定・岩石の年齢を学びます。

  • 湖沼調査
    透明度計測・植物プランクトン・動物プランクトン組成・水質調査を学びます。

  • 水文・気象調査
    水循環の計測・水質分析・雪氷と降水計測・大気の流れを学びます。

  • 特別講演または特別講義
    関連分野で活躍する講師を招き、講演会・特別講義を実施します

受講申請と記録の管理

調査実習や講演会の日程を掲示やHP,およびメールを通じてお知らせします。受講したい実習にそれぞれの指示に従って受講を申し込んでください。
 実習への申し込みをもって,ジュニアマイスター企画への参加申し出と認定しますが,受講記録簿に受講内容や成績を記録し,自分で記録を管理してください。
 講演会等への参加については,その終了時に主催者の認定を受けて下さい。認定は受講記録簿へのサインでも良いし,個々の行事の修了証書でも良いが,記録は本人がしっかりと保存しておいてください。

自然環境診断ジュニアマイスターの申請方法

4年次生の1月末までに,資格申請書に必要事項を記入の上,受講記録簿または受講証明書(コピーで可)を添えて,プログラム事務担当者宛に申請してください。


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