自然環境診断ジュニアマイスターは,大学院修士課程に設置されている自然環境診断マイスター資格の学部生版です。
「自然環境診断マイスター」とは,自然環境の「判別・生物多様性・保全策・防災対策」の能力を培い,自然環境教育・行政・事業に対し具体案を提言できる人を認定した資格です。自然現象の本質理解と多様な問題を解決するための強い意欲をもつ人材の養成をめざしています。
自然環境診断マイスター」で目標とする教育成果として,次の事項が設定されています。
1. 山岳地域の多様な自然環境を判別できる能力
2. 生物多様性と生命連鎖を理解できる能力
3. 地域に応じた自然環境保全策を企画する能力
4. 自然災害を防ぐための工夫ができる能力
理数学生応援プロジェクト受講生には,自然を幅広く総合的にとらえる能力を育成する一環として,特にフィールド系(地質,生物,物循学科の該当者)の自然環境診断ジュニアマイスターの資格の取得を推奨しています。数理や物理,化学系の学生が受講することもできます。 一定の基準を満たしたうえで申請すると,卒業時に理学部長から自然環境診断ジュニアマイスター資格が認定されます。 |