動物と植生との関係を調べるために,秋田県田沢湖町へ行って来ました.冬は,積雪上に動物たちの足跡が残るため,動物たちがどんな環境をどの様に利用しているかを,うまく行けば把握できるかもしれません.
 いずれにしても,冬の森歩きを通して,動物の足跡を見たり,食痕を見たり,あるいはブナ林をはじめ,森林の動物にとっての役割などを考えてみたいと思います.



春近し
で,3月の下旬です.雪が多いのは多いのですが,やはり,すでに暖かく,ずいぶん雪が解けてしまっています.本当は新しい雪が降った方が足跡を見るのにはいいのですが,難しいでしょうか.
雪で裂けた樹木
さて,スノー・シューといわれている西洋式のカンジキをつけて歩いていくと,雪のために裂けてしまっている樹木を発見.観察してみましょう.
真ん中で裂けてます
真ん中でぱっくりですね.
枝の分かれ目で裂けている
どんなところが取っ掛かりになっているかというと,幹の分かれ目でした.両方の幹が同じ程度の太さだったため,上部の林冠に均等に雪の重さがかかり,結果として裂けてしまったのでしょう.片方の幹(枝)が細ければ,こんなにはならなかったでしょうが.
倒れた樹冠は,ウサギの隠れ家に
ところが,そうした樹木も,動物に利用されたりして,なかなかどうして,無駄にはなりません.裂けた樹冠部が隣の木により掛かっていて,カゴのような立体構造を作っています.ここでは,ノウサギの糞がいくつも塊で見つかり,ノウサギが利用したらしい形跡がありました.
 ちなみに,日本のノウサギは穴を掘って巣にするrabbitではなく,穴を掘らないhareです.ですから,ねぐらや休憩などに地上にある自然の構造物をうまく利用するんですね.ウサギは英語で"rabbit"って覚えてきた皆さんにはちょっと衝撃ですか?
ウサギの糞
違う場所の写真ですが,ノウサギの糞はこんなのですね.ノウサギは食事をしながらこうした丸い硬糞(こうふん)をします.ですから,糞があるところは,食事をしたところ,餌のあるところ,ということです.倒れた幹の,雪に埋もれれかかっている小枝が,やはり,かじられていました.
 糞の写真なんかアップで撮って...というヒトもいるかもしれませんが,純粋な草食動物の糞は,ほとんどまったくにおいません.野外で臭いのは人間の糞ですね.飼い牛も肉骨粉なんか食べさせられなければ...
 ちなみに,以前も書きましたが,糞中の未分解の植物を顕微鏡観察し,食べ物の種類を調べることが出来るとされています.さらに,現在では,糞から得られた植物破片からDNAの塩基配列を読み,植物種の同定をすることが技術的に可能になっています(松木ほか2003 電力中央研究所報告).すごいですね.すごいですよ!松木博士!
スギ若齢林
で,スギ林ではどうか,見てみましょう.ここは植えられてからまだ日の浅いスギ若齢林.高さ5,6m程度の林でしょうか.
スギ林の場合
スギ林では,たまにこうした木があります.下の枝が雪に引っ張られ,外敵から隠れるための場所になったりします.常緑のスギならば,緑の葉もあり,なかなか良い条件なのかもしれません.そうなると,ヒトが植えた人工林も,動物たちの役に立っていると言えるかもしれませんね.
松ぼっくりの破片
さて,雪道を歩いていくと,何か地面に散乱しています.何でしょう.
 なるほど,いわゆる松ぼっくりの破片のようですね.リスの仕業でしょう.まわりの部分,「種鱗(しゅりん)」は落ちていますが,油分など栄養を含んだ種子の部分はきれいになくなっています.
エビフライ
で,松ぼっくり,植物学的には「球果(きゅうか)」ですが,これの本体はどうなってしまうかというと...落ちていました.アカマツのものですね.食べられていない,通常の松ぼっくりと並べてみましょう.左が食べられる前,右が食べられたあと,です.右の状態は,周りが全部食べられたわけでなく,種鱗は剥がされ,先ほどの写真のように捨てられ,種鱗と種鱗とにはさまれている種子の部分が食べられるわけです.
 ちなみに,食べかすの,写真の右側のような球果を,通称「エビフライ」と呼んだりしています(笑).
ヒマラヤスギの松ぼっくり
せっかくですから,ここも勉強しておきましょう.写真はヒマラヤスギの球果です.アカマツの写真がないのでこれで代用です.属は違いますが,同じマツ科なので良いでしょう.キャンパス内のものです.実が熟していないと,種鱗は閉じています(そうした状態の方が皆さんなじみがあるでしょう)が,熟し,そして,球果が乾くと種鱗が外向きに開き,中のタネが散布されるようになります.
ヒマラヤスギの種鱗と種子
で,種鱗と中の種子を見てみましょう.種子(写真右)には,薄い膜状の翼(よく)があり,木の上で種鱗(写真左)が開き,そこに風が通ったりすると,翼を持った種子がそこから離れてとんでいったりするわけです.飛ぶと行っても,グライダーのように飛んで行くわけではなく,翼を上,種子をしたに,クルクルと回りながら落ちていくのですが,横風を受ければ遠くまで流れていく,というような感じですね.
 よく見ると種鱗とそれに収まる種子の形が収まる形になっているのが分かるでしょう.そして,ご想像のように,一枚の種鱗に二組の種子が収まります.(ちなみに,本当は,写真に写っている種子は,種鱗の反対側に収まるもので,手のひらに載せるとき,失敗でしたね)
 話を戻すと,リスは,この種鱗をむしり,種子だけを食べる,その結果,球果の芯だけがのこり「エビフライ」になるわけです.うーん,勉強になりますね.役に立つかはともかく.ハッ,これって,トリビ..
謎の物体
さて,次はブナ林に行ってみましょう.まずはブナの二次林からアプローチしますが,あっ,何ですか,これ,いったい.まさか地球外....と思って近づいたら,したに,作業小屋があって,そこの屋根に雪が積もっているのでした.ちなみに,車をおいたあたりの積雪は4m以上ありました.
ブナの二次林
さて,ブナの二次林の写真です.美しいですね.二次林とは自然林(primary forest, 一次林)と区別するための呼び方で,山火事などを除けば人間が自然林を切ったあと,二次的に生じた森林,という意味です.里山で二次林といえば,いわゆる雑木林になりますね.秋田(あるいは長野県北部)など,日本海型気候下にある多雪地域ではブナ以外の樹種が雪で曲がったり,折れたりする被害を受けやすく,結果としてブナの純林が発達する傾向があります.そのため,ここでは,人間が自然林を伐採したあとにもブナ林が生じていると考えることが出来ます.
 さて,どうして二次林と分かるかというと,樹高や幹の太さなどがほとんど同じサイズであること,それから,特定の樹木個体群が集中斑をもたないことなどからです.伐採されたあと,一斉に成長していくので,樹齢やサイズなどがそろっているのが特徴です.
ブナ二次林

 ちなみに,こうした二次林というものは,植えたものではありません.植えれば人工林とか,植林と呼ばれるものになります.このように,伐採をしたけれど,木を人間の手で新たに植えずに,自然に再生した林を,林学では「天然林」とか「天然生林」とよんでいます.この意味では,天然林とは自然林ではなく,人間の影響を強く受けた森林のことをいいます.このことが,専門家の間でもしばしば誤解されているので,注意が必要です.

 さて,見た目には美しいブナの二次林ですが,冬はノウサギなどが使っているようには,あまり見えません.このあと示すように,ブナ自然林ではノウサギもカモシカの足跡も見られるのですが.なぜかと考えると,森林構造が単純なため,先ほどから示しているような利用できる立体構造もなければ,手が(前足?あるいはくち?)が届く枝や葉があまりないからではないでしょうか.もっと人里に近いアカマツ林やスギ植林地でさえノウサギの痕跡があるのですから.

さて,斜面が急になってきます.あがっていくと,ブナ林は自然林に変わっていきました.自然林だというふうにどうして分かるかというと,「様々なサイズの樹木が分布している」しかし「同じくらいのサイズの樹木が比較的かたまって生えている」といったことから分かります.これは,森林の再生(更新)様式と関わりがあります.
 ギャップ更新という更新様式を考えてみます.大きなブナの木が倒れたとします.それまではその木の下は比較的暗くて,ブナなどの実生や幼木があったとしても,成長できませんでしたが,大きな木が倒れたことによって,ある一定面積が明るくなり,その部分のブナ後継樹群が盛んな上方成長をはじめます.この結果,同じようなサイズの樹木が固まって,パッチを作ったりします.ですから,この理論で行けば,現在中くらいのサイズのブナがかたまって成長しているところは,かつて大きなブナがその場を占めていたということが考えられます.
 こうして集中して分布している中くらいの後継樹も,やがて隣りどうし光競争を行い,負けたものは枯死していく.そうしてまた大きなブナがその場所を占める.こうした局所的な樹木個体群の再生が森林のあちらこちらでパッチ状に行われている状態を,森林の「パッチモザイク構造」と呼んでいています.そして,ブナなどが,自然林の中で単木の枯死,そこからの個体群再生を繰り返している状況ではこうした森林構造が見られると考えられています.逆に言うと,こうした森林構造が見られれば,単木状の樹木の枯死,パッチ状の後継樹個体群の再生が起こっている,自然林だと考えることが出来るわけです.
ブナ自然林

ブナ自然林の大木


 ま,ちょっと小難しい話になってしまいましたが,こうしたことを頭に入れておいて,ドライブやスキーの時,森林を横目に眺めながら,「ああ,ブナ林だけど,ここ,一度切っちゃっているね」とか「ふーん,なかなか良い林(自然林),残ってるじゃん」とか言うと,周りにいる人たちから,ちょっと尊敬されるかも.いや,知ったかぶりのいやな奴と思われても責任は持てませんが...
ノウサギの足跡
さて,ブナ自然林になるとノウサギの足跡がでてきます.新しいものではありませんが,向こうからこちらに向かってくる足跡ですね.どこから来て,どこへ行ったのでしょうか.
ノウサギの足跡2
この足跡で見ると,写真の左側から来て,右側に向かっていることが分かります.ノウサギは人間でいうところの「跳び箱とび」のように跳ねながら移動します.例えば,次のようです.4つある足跡のうち一番左の部分に,左前足(左手)をつく,その隣(前)の部分に右前足をつく,そのあと後ろ足をさらに前につく(写真の右側の二つ),というような状態です.なるほど,ピョンピョン,という感じですね.
カモシカの足跡
さて,一方こちらはカモシカの足跡.蹄(ひづめ)の痕が二つなのが分かりますね(実際には小さいものも含めて4つの蹄がありますが).ウマの蹄が一つで,蹄鉄(ていてつ)はU字型をしているのは皆さんご存じですね?西部劇などでよく出てきます.ウマは奇蹄目に分類されていて,蹄が偶数のウシ,カモシカ,シカなどは偶蹄目とされています.形態を反映した呼び方ですね.最近では文部科学省の方針で「偶蹄目」は「ウシ目」など,具体的な名前で呼ぶようになっているようです.
さて,そうなると次はこの足跡がシカなのか,カモシカなのか,ということになります.結論から言うとこれはカモシカなのですが,何よりこの地域にはシカの分布がないのです.
 一般には,シカは多雪環境が苦手で,東北の日本海側には分布していないのです.なぜか?シカは積雪中では足がもぐってしまい,胴(おなか)が雪面につき,身動きがとれないと言うことのようです.我々が車を運転しているときでも,未舗装道で轍にタイヤをとられ,道の真ん中の盛り上がり(というか,削れていないところ)に車の腹がついてしまうと,動けなくなってしまいますよね?そうした状況になってしまうようです.それに対し,カモシカはそうして足が埋もれてしまうことなく,移動が可能ということのようです.(島野 1998にレビューあり)
 ただし,富山や石川等の日本海気候下にもシカは分布しますし,四国など,太平洋側にもカモシカはいます.むずかしいですね.
 こうした同じ偶蹄目のシカとカモシカですが,シカはシカ科,カモシカはウシ科,ということで結構違う動物なんですね.どちらも草食動物ですが,シカは群を作り,カモシカはなわばりを作ります.そのため,シカの群がいるところの林床植生は,激しく食べられ,植物の種組成やその世代交代にも大きな影響を与えたりしています.
尾根のブナの根元
さて,斜面の中,下部では4m以上あった積雪ですが,尾根まであがってくると,雪が浅くなっていることに気付きました.崩れることもありましょうし,そもそも風が強いので尾根にはたまらず,より下方に雪がたまるのでしょう.ちなみに,雪庇(せっぴ)が出来るようなところではありません.
 で,木の周りから雪が解けていくので,下にあったササが顔を出しています.これが餌になるわけですね.茎の先に葉がないのが分かりますね?食べられて(あるいはかじりとられて)しまったあとです.
ノウサギがいたしるし
近寄ってみるとやはり糞を見つけることが出来ます.こうした現象がなぜ起こるかといえば,地形が多様だったためということが言えましょう.ずっと平らな平原にある森林では,このように雪が薄いところは見られないでしょうから.多様な地形が多様な植生を育み,また多様な地形や植生があることが動物の生育にみかたしていると言えましょうか.
トチノキの冬芽
さて,ブナの自然林ですから,ブナが多いのはもちろんですが,それ以外の樹木を見ることができます.これはトチノキ冬芽(とうが,ふゆめ)です.実際見てもらうと分かるのですが,ブナの芽などに比べると,圧倒的に大きいです.それから,トチノキの冬芽はさわるとべとべとします.
 これは冬の寒さ(凍結)から芽を守るものだというふうにいわれています.最近の研究成果は,私が不勉強なためよく分かりませんが,樹木は夏から冬にかけて含水率が低下し,細胞内の糖濃度が増加することで耐凍性がたかまる,とされています(森林学.1978.共立出版).酒井(1982)の教科書のなかでも,グルコースやショ糖が,高い耐凍性を示す例が引用されています(植物の耐凍性と寒冷適応.学会出版センター).そのため,冬芽や冬の樹皮は,ノウサギやカモシカにとって,夏の葉の代用食というだけでなく,積極的に栄養のあるもの,という側面があるのかもしれません.
トチノキ.食べられてしまった.
で,ぱっくりと食べられていますね.ノウサギの食痕(しょっこん)は,刃物で切ったように,すぱっと切れていることが多いので,私としては確信は持てないのですが,カモシカによるものかな,と思いした.どうでしょうか.
 植物には頂芽優性という性質があって,この性質が強い弱いはありますが,枝(もしくは幹)の先端がより先に延びようとする傾向がありますが,そういう,大事なところを食べてしまうわけですね.もちろん,側芽(そくが)といわれる枝の横から出ている芽も遠慮なく食べられてしまいますが.
側芽もぱっくり
こちらは側芽.やはりやられていますね.ちなみに,食べられてしまった芽のついていたところ,その下の部分(写真では左)にくさび形の模様があるの,分かりますか?これは葉痕(ようこん)といって,去年,葉がついていた痕です.葉柄という葉の柄にあたる部分がそこについていて「はがれた痕」ですね.
 この写真で分かるように,次の年に成長する冬芽は,どこでもつくわけではなく,必ず前年に葉のついていたところから出ます.ですから,例えば今,葉が枝から出ているものがあるとすると,翌年に枝から次に芽が出来て,枝が伸びたり,花が咲いたり,葉を広げる場所は,まさに今,葉をつけている位置からです.
ノウサギの分泌物
ええと,だんだん脈絡な無くなってきますが,これも見せておきましょう.
 ノウサギの雌(メス)が,この時期,早春の繁殖期に出す分泌液です.詳しくは私も知りませんが,雄を呼ぶフェロモンが入ったものだとか.数百メートル先の雄を興奮させる,ということです(秋山1999「冬の森へ」ほおずき書籍.ちなみにこの本,おすすめです).現場で見ると,はっとするような鮮やかなオレンジ色です.一応私も研究者魂で匂いを嗅いでみたのですが,なんということはありませんでした.私の鼻が悪いのでしょうか.あるいは,人間にはまったく意味のない情報(匂い)だからでしょうか.うーむ.
樹皮食い
さ,ホーム・ページを作っていくのも,だんだん疲れてきました.またここで「未完・続く」とはしたくないので,一応やっつけてしまいましょう.ますます脈絡が無くなりそうですが,現場で観察していたら,そもそも脈絡なんてありません.
 ノウサギによる樹皮食いです.二本の前歯で削っている様子が分かりますでしょうか.ちょうど,宮大工が使う「ちょうな」(漢字が分かりませんが,かんなより以前からある,材を削る道具です)のような削り痕ですね.やはり,冬芽と同様,夏よりも甘かったりするのでしょうか.
謎の糞
また怪しい糞を見つけてしまいました.皆さん分かりますか?ほとんどが白い繊維質です.で,私は素人でまったく分からないのですが,キツネなどの肉食動物が白く毛皮の変色したノウサギを食べ,その糞がこうした形で残っているのではないでしょうか.え?もって帰ればよかった?うーん,そうですね...
セッケイカワゲラ
こちらは,セッケイカワゲラという昆虫です.この時期,雪の上で見られる,ほぼ唯一の昆虫といえましょう.詳しくは,ネットなどで皆さん調べてみてください.
ヤナギエダマルズイフシ
虫こぶです.図鑑で調べると(いや...すごい図鑑が出版される時代です.薄葉2003「虫こぶハンドブック」文一総合出版),ヤナギエダマルズイフシだそうです.ヤナギマルタマバエによる虫こぶです.ヤナギの枝につきます.ヤナギの種は不明ですが.この中にヤナギマルタマバエの幼虫が一匹はいっている(はず).興味のある人は,見つけて,開いてみますか?
ヒメコマツ
ヒメコマツというゴヨウマツ(五葉松)の仲間です.アカマツ,クロマツなどは二葉で,一カ所から二枚の葉を出します.ですから,葉を正面から見ると(目に刺さる方向で見ると),円錐というか,円柱が縦に二つに分けられている状態を観察できます.で,ヒメコマツは五葉ですから,これが5等分されているんですね.葉を集めて,うまくまとめると,元の円錐というか,円柱が復元されます.やってみてください.植木や盆栽の五葉松でも同様ですから.
岩手県立大
さて,現場を切り上げ,夕刻,岩手県立大学に足を伸ばしました.盛岡市郊外,隣村の滝沢村というところに広大なキャンパスが広がります.はじめていったのですが,都立大風の立派な建物.目的は私が横浜国大で非常勤の研究員をしている頃の知り合いである島田先生に会うためです.
島田先生
かれは,当時は大学院の博士課程に在学していらしたのですが,学位を取られ,現在GISなどの技を武器に,助手として活躍されています.私なんかは学位を取ったあと,随分うろうろしましたから,まぶしい限りですね.
 研究のことをはじめ,明日の植生学や将来の景観生態学などについて,情報交換をするとともに,いろいろご教示いただきました.ありがとうございます.今度は現場で.
田沢湖
と,今回はこんなところにしたいと思います.久々に現場に出ると,部屋にこもってばかりいてはダメだということを痛感します.外ばかりでもダメですけどね.バランスが大事なのは分かるのですが,なかなか.しかし,これを見ている皆さんは,どんどん野外に出て,不思議なこと,見知らぬことを発見してほしいと思います.退屈なんて出来ませんから!


ではでは.

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