ちょっと宣伝です.2003年初頭に生物科学科の佐藤先生,高橋先生,そして教育学部付属志賀自然教育研究施設の井田先生らと一緒に文部科学省委託・高等科学情報化推進協議会のエル・ネット「オープンカレッジ」という,なんといいますか,テレビによる放送公開講座のプログラムに参加しました.
 我々の講座は(社交辞令でしょうが)「受講者に好評を得た」ということのようで,再放送されることになりました(再放送も実は二度目ですが).家庭のテレビで見られるようなものではなく,近くの公民館や図書館など,専用の設備があるところでないと見られないのですが,一応,ここに宣伝させていただこうと思っています.



講座名は「ところかわれば生活かわる−環境で違う植物のくらし−」で,この講座名のもと,我々四人が各自のプログラムを演じました.今回再放送になる日程は以下のようです

2004年5月12日(水曜) 10:00-11:50
「ブナ林をはぐくむ雪の働き」
島野光司

5月19日(水曜) 10:00-10:50
「ササが助けるアカエゾマツの更新」
高橋耕一

同5月19日 11:00-11:50
「人と共に歩んできた里山林」
井田秀行

5月26日 10:00-11:50
「草本植物の広がりと多様性」
佐藤利幸


エル・ネット「オープンカレッジ」については

http://www.opencol.gr.jp

で詳しい情報を知ることが出来ます.それと,自分の地域ではどの施設で見ることができるのか,等も.

 それぞれの先生方が,自分の得意な専門研究の話をされますので,ご覧になる皆さん,結構面白いのではないかと...
 撮影は文部科学省内のスタジオで行い,時間通りにしゃべるのに非常に苦労した覚えがあります.授業ではもう少し幅を持って時間を使えますし(しばしばお昼休みにかかってしまい,学生の皆さんには,申し訳なく思っています),学会のシンポジウムなどでしゃべるとしても,2時間一人で,というのはありませんからね.
 テキストづくりなどもして,結構大変だったのですが,その分の原稿料なども頂き,はじめてのデジカメを買うきっかけになりました.デジカメ代ほどはとても出ませんが,何か形あるものにしないと飲み食いして消えてしまいそうに思えたので,「そしたらデジカメ」と思ったのです.デジカメ導入による写真のパソコン上での扱いやすさがこのサイトを作っていこうと思うようになったきっかけでもありますので,その意味でもよいきっかけになっています.
 このページをアップして,直後に私の放送日ですので,このページを見て私の放送を見る人はいないと思うのですが,他の先生方の講座,ぜひどうぞ.

文部科学省の中庭
文部科学省の中庭.なかなか渋い建物でした.
ゆがんだ窓ガラス越しですので,画像もゆがんでいますが,それも味です.

文部科学省の外観を脇道から
建物を出て,脇道から一枚.枯れた銀杏並木とマッチする建物でした.


「また,別のネタでやりましょうよ」と高橋先生からいわれたのですが,ネタは作りますけど,今度は高橋先生が先方との窓口になってくださいョ.結構大変だったんですから(笑)



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