人生，生きていると良いこともある

朋，遠方より来たる．また楽しからずや

　某月某日．朋，遠方より来たる．また楽しからずや．

　孔子です．「朋」という字は，「とも」と読みます．孔子がいう朋というのは，ただの友人ではなくて，ともに学問に励む仲間，と言う意味ですが， ま， いいでしょ

　いや，どんな話かというと，卒業生が訪ねてきてくれたんで すね．もちろん「ついで」ですけど． 何でも2年前に卒業したみんなでクラス会をやるとのこと，みんなで信州の温泉宿に泊まったそうです．で，松本からの電車の発車時刻まで間があるということ で， 時間調整のために私の所によってくれました．彼女は私の研究室の所属ではありませんでした．自分の所の卒業生は全然来ない(笑)．ま，私の所の卒業生諸 君は，色々厳しくされたりしたしね．飲みにおいでよ，と言っても来てくれない(笑)．で，まあ，余計にうれしいわけです．
ついで，ですが．

　ちょっと見ない間に，ずいぶん大人っぽく，素敵になられて．多分，周りの友人たちに同調するので，あのころ，周りがジャージ履いて実験しているよ う な環境とは，今は 違うんでしょう(笑，いや，信大の学生諸君の名誉のために言っておくと，今のは，まあ，しゃれです．皆さんホンとおしゃれですよね．研究室で，どてら着て パソコンに向かっていた私なんかとは比べものになりません)．

なんかのポーズをしてくれました．よくわかりませんが(笑)．

　まわりに流されず，きちんと自分を持って人生を歩んでいる姿は，あの頃のまま．私が変なことを言うと，それは違う，と，ピシャリ．いやあ，手厳し い．

　今は，大学院での研究を進めながら就職活動をしたり，色々忙しそうです．君なら大丈夫です．しっかりしているし，まわりにも気を配れるし．あと， 笑顔で人に接するというのはものすごく大事ですしね．
　あ，私に 太鼓判を押されても意味ないか(笑)．

　いつも研究室が散らかってて済みません．タオルはなるべく広げて干すようにします，はい．

では，また．