カタバミ二種







カタバミ Oxalis corniculata  
カタバミ科カタバミ属
葉:三出複葉、互生。ハート型。
這うように茎を伸ばして成長する。
繁殖が早くて根が深く、おまけに種がはじけて遠くまで跳ぶために厄介な雑草とされる。
春から秋にかけて鮮やかな黄色の花をつける。花弁は5弁。
葉が赤いものは変種でアカカタバミO. corniculata f. rubrifoliaと呼ばれる。
花言葉は「輝く心」。


オッタチカタバミ Oxalis stricta  
カタバミ科カタバミ属
葉:三出複葉、互生。ハート型。
北米原産の帰化植物。2000年代になってから急速に分布を広げつつある。
地下茎は這うが茎が直立するのが特徴。春から秋にかけて黄色の5弁花を咲かせる。






上の写真は外来種のオッタチカタバミの方です。
比較画像が無くて申し訳ないのですが、かなり見た目が違うので割と簡単に見分けられます。
熟した種に触れるとひとりでにはじけて、中の種子を周囲にまき散らします。
幼少の頃これが面白くて庭のカタバミ全てを撫で回したことがあります。
翌年の草取りが地獄だったことは言うまでもありません。

ところで、カタバミの葉にはシュウ酸が豊富に含まれているのですっぱい味がするとか。
食べてみる勇気は…うーむ。





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