クスダマツメクサと仲間たち







クスダマツメクサ Trifolium campestre  
マメ科シャジクソウ属
葉:三出複葉、互生。鋸歯有り。
ヨーロッパ原産の帰化植物。茎が立ち上がるのが特徴。
5月頃にくす玉状の黄色い集合花(50~60個の小さな花から成る)を付けることから“クスダマツメクサ”と
呼ばれる。
よく似た植物に同じくシャジクソウ属のコメツブツメクサTrifolium dubiumがあるが、
こちらの集合花は5〜20個の花から成る。






授業で観察するまで見たことの無かった植物の一つです。
“ツメクサ”と言われてすぐに思い浮かぶのは以下の二種ではないでしょうか?




・シロツメクサ Trifolium repens
いわゆるクローバーといえばこの植物。
三日月型の白い模様の入った三出複葉を見ればすぐにそれと分かる。
春から秋にかけて白い鞠状の集合花を付ける。


ムラサキツメクサ(アカツメクサ)  Trifolium pratense
遠目にはシロツメクサに似ているが、こちらは全体的に大振りで毛深い。
ピンク色〜赤紫色をした鞠状の集合花をつける。変異が多く、稀に白花のものも見つかる。
白いムラサキツメクサ。実にややこしい。





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