植物生態学ゼミ



07M1132E 曽根 隆暁
身の回りに生えている植物。普段はそれほど気に留めませんがよく見てみるとそれぞれに特徴 があり、それと同時に生きるための様々な工夫があることが分かりました。
ということで、身の回りにある植物たちを紹介します。

 
これは「バラ」です。バラ科バラ属。葉は1回奇数羽状複葉、花は5枚の花びらを持ちます。ですか桜もバラの仲間になります。写真を撮ったときは残念ながら もう花は咲いていませんでした。


これは「アジサイ」です。アジサイ科アジサイ属。学名はHydrangeaといって「水の容器」という意味があります。梅雨の時期にはぴったりですね。
アジサイは様々な色のはなを咲かせます。この花の色はそのアジサイが植わっている土壌のph濃度によって変わります。
また、花は実はとても小さく、様々な色に変化する部分はガクなのです。一般にこのような花を粉飾花といいます。
アジサイの度アップ!!→
これは「カエデ」です。カエデ科カエデ属。カエデという名前の由来カエデの葉の形がけるの手に似ていると いう所からきています。
対生・単葉・重鋸歯です。そして風散布種子というとくちょうもあります。
          
風散布種子というのは、代表的なものではタンポポの種のようなものです。風にのってふわふわと飛んでいきます。カエデの場合はふわふわというよりひらひら といった感じです。


カエデのアップ。
              


             これは「シナノキ」。シナノキ科シナノキ属で落葉高木です。
これはのカエデと同じく風散布種子の仲間です。葉がへら状にになっているので風に乗りやすくなっています。
長野県に多く分布しているそうです。
続いては「シロツメクサ」。別名は有名なクローバー。マメ科シジャクソウ属。葉は3小葉からなる複葉です が、時に4小葉のものがあり「4葉のクローバー」といいいます。
これは「ケヤキ」です。ニレ科ケヤキ属の落葉高木です。
葉の鋸歯は曲線的に葉先に向かう特徴的な形をしています。また、ケヤキは風散布種子の仲間でもあります。信州大学の中庭にはたくさんのケヤキが植わってい るので観察してみてはどうでしょうか。
今回紹介した植物の他にも数え切れないほどの植物が身の回りにあります。そしてその植物を観察してみると 新たな発見が沢山出てきます。これからもゼミで学んだことをいかして植物の特徴をつかんでいきたい。みなさんも時にはじっくりと植物と向き合ってみてはど うでしょうか?





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