☆ 植物生態学ゼミ☆

05K1811A 竹安佐紀


アカツメクサ(マメ科 シャジクソウ属)

花の色がピンク色で全体的に丸くてとてもかわいい草です。全体に産毛のような毛があります。シロツメクサと違って、茎は立ち上がっています。明治時代に牧 草として入ってきたものが野生化しました。
葉のつき方 互生
葉の形 3出複葉、小葉は卵形〜楕円形

シロツメクサ(マメ科 シャジクソウ属)

花の色が真っ白でかわいい草です。全体的に毛はありません。写真でみてもわかるように葉柄は長く、小葉に白い紋章が入っています。名前の由来は、花が白い ことと、江戸時代にオランダから輸入したガラス食器のパッキングとして詰められていたことからきています。

葉のつき方 互生
葉の形 3出複葉、小葉は広卵形〜心臓形

ヘクソカズラ(アカネ科 ヘクソカズラ属)

信州大学旭キャンパス内の、藪らしい所で発見しました。葉や茎をもむと強い悪臭が出ることから、ヘクソガズラと名づけられました。確かに、葉をもむと胡瓜 の臭いがしました。私は、めっちゃ臭いとは思わなかったです。8、9月になると、愛らしい花を咲かせるそうです。8月が楽しみです。つる植物です。

葉のつき方 対生
葉の形 単葉で長卵形。変異が多い。

クズ(マメ科 クズ属)

ヘクソカズラの近くで発見しました。秋の七草の1つです。
クズという名前を聞いたとき、葛切りを思い浮かべました。そうです、このクズの根からとったデンプンが葛粉になります。現在では奈良県の吉野地方で葛粉は 生産されています。葉の裏に白い毛があります。

葉のつき方 互生
葉の形 3出複葉

オッタチカタバミ(カタバミ科 カタバミ属)

小さな黄色い花が目を引きます。カタバミとの違いは、全体を見るとカタバミは茎が地をはい、オッタチカタバミは茎が立ち上がっているます。全体に白い毛が 生えています。3枚の小葉はバランスがよくて、古くから紋章のデザインなどに用いられました。
 
葉のつき方 互生
葉の形 3出複葉で小葉はハート型


ヒルガオ(ヒルガオ科 ヒルガオ属)

ヒルガオを発見したとき、お昼なのにアサガオが咲いていると思いました。しかし、アサガオではありませんでした。
アサガオに似ていてお昼に咲くのでヒルガオという名前がつけられました。葉に特徴があり、柄があります。花の色は濃い紫のように見えました。一日花で、翌 日まで翌日までもちこすことはありません。地中には白くて長い地下茎があります。

葉のつき方 互生
葉の形 狭い長楕円形、基部は矢じり形

ヒメオドリコソウ(シソ科 オドリコソウ属)

オドリコソウと同属でオドリコソウよりちいさいのでヒメオドリコソウと名づけられました。葉はしわがいっぱいあり目立ちます。茎が四角いことがポイントで す。

葉のつき方 対生
葉の形 円形、先の丸いぎざぎざがあり、下部の葉は柄がある


フジ(マメ科 フジ属)

思わずいい香りがする!っと言ってしまいました。紫色の花といい香りに癒されました。全体をみるとまるで葡萄が生っている様でした。フジは天に向かって左 肩上がりで巻き登っていきます。

葉のつき方 互生
葉の形 奇数羽上複葉

カラスノエンドウ(マメ科 ソラマメ属)

最初に見たとき「豆がついとる!」と思いました。野に生えるエンドウで、実が黒く熟すことからカラスノエンドウと名づけられました。葉の先に3本のひげが あることがポイントです。

葉のつき方 互生
葉の形 羽上複葉で、先に3本のひげ。小葉は3〜8対

カラスノエンドウとスズメノエンドウの実の比較

写真の上側がカラスノエンドウの実で、下側がスズメノエンドウの実です。大きさの違いが明らかです。

ヨモギ(キク科 ヨモギ属)

草餅に入っているヨモギです。若葉を草餅を作るときに使います。葉の裏の綿毛を集めたものをもぐさといい、お灸に使われます。地下茎を伸ばして群生しま す。

葉のつき方 互生
葉の形 羽状に深裂。裂片は2〜4対で、縁にぎざぎざがある


ヤマボウシ(ミズキ科 ヤマボウジ属)

ヤマボウシの木です。大きな真っ白い花が木全体を覆っていました。白い花の部分は花びらではなく総苞です。

葉のつき方 対生
葉の形 卵状楕円形

ヤマボウシ(ミズキ科 ヤマボウジ属)

ヤマボウシの花と葉のアップです。おおきな真っ白な美しい花が印象的でした。

モミ(マツ科 モミ属)

とても大きなクリスマスツリーだなと思いました。冬になって雪が木に積もると、とてもキレイなんだろうなと思います。なんと、大きなものは直径2メートル にもなるそうです。線形の葉は触ると硬くて、樹皮は暗灰色でりん片状にはがれます。葉の先が2つに分かれていることがポイントです。
平地から1000メートル近いところまで広い地域に生え、太平洋側で多くみられます。日本特産の木です!

葉のつき方 らせん状
葉の形 長さ2〜3.5センチメートルの線形



ウラジロモミ(マツ科 モミ属)

モミとそっくりです。モミとの違いは葉の裏が白いと言う事と葉の先が2つに分かれていないということです。クリスマスツリーに使われています。

葉のつき方 らせん状
葉の形 線形

ウラジロモミとモミの比較

写真の上側がウラジロモミで下側がモミです。


プラタナス(スズカゲノキ科 スズカゲノキ属)

プラタナスはギリシャ語で広いという意味です。プラタナスは大きな葉をもっていることが由来です。樹皮が大きく剥がれていきました。




プラタナスの実

 
この丸いボンボンはプラタナスの実です。とてもかわいいです。


オランダイチゴ(バラ科 イチゴ属)

スーパで売られているイチゴはこのオランダイチゴです。オランダイチゴの赤い部分が種だと思っている人も多いと思いますが、実はそうではありません。イチ ゴの赤い部分のブツブツとしたゴマのような黒い部分が種です。動物がイチゴを食べてそして糞をする。その糞には種が含まれている。動物散布である。

葉のつき方 3出複葉
葉の形    鋸歯

シナノキ(シナノキ科 シナノキ属)

ハートの形をした葉と風散布種子の部分が特徴がありとても魅力的な木です。風散布の部分にはくの字になったへら状の葉がついています。これは実を遠くへ飛 ばすヘリコプターの役割を果たしてくれます。花が満開になるころ、甘い香りが漂うそうです。

葉のつき方 互生
葉の形  心円形



コノテガシラ(ヒノキ科)

葉がうろこ状なのでヒノキの仲間ということがわかります。葉の匂いは殺菌作用があります。

葉のつき方 交互に対生
葉の形 りん片状

コノテガシラ(ヒノキ科)

コノテガシラ2枚目の写真です。

ケヤキ(ニレ科 ケヤキ属)

写真の中央部にあるのはケヤキの実です。この写真は医学部の近くのケヤキの木です。生協前よりも大きく、古い木でした。

葉のつき方 互生
葉の形  単葉、鋸歯


ケヤキ(ニレ科 ケヤキ属)

旭キャンパスの生協前のケヤキです。葉がとてもキレイな若葉色で、見るたびにその美しさに圧倒されます。

カイヅカイブキ(ヒノキ科 ネズミサシ属)

庭木や生け垣・道路の分離帯などによく植栽されている木です。そういえば、小学校・中学校でよく見かけました。

葉のつき方 互生
葉の形 りん片状

ヤマモミジ(カエデ科 カエデ属)

カエデ=モミジであることを、このとき初めてしりました。
これまでは「緑色の掌状の葉=カエデ」「赤色の掌状の葉=モミジ」と思っていました。勘違いですね。カエデ=モミジをしっかりと覚えようと思いました。

葉のつき方 対生
葉の形 掌状

カエデとシナノキの比較(風散布種子)

写真の上側がカエデの種子で、下側がモミの種子です。風に吹き飛ばされやすい形をしています。風に乗って遠くまで種を運びます。

オニノゲシ(キク科 ハチジョウナ属)

ノゲシに似ています。触ると痛くて全体に荒々しい感じがするこることが名前の由来です。葉の縁がぎざぎざで先が鋭いとげなので、本当に触ると痛いですよ。 基部は丸い耳上です。明治時代に渡来した帰化植物です。

葉のつき方 互生
葉の形 羽状に切れ込み、ぎざぎざも多い




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