金峰山と家周辺の植物たち
                                  
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  東 俊太朗


他の方たちと植物がかぶってしまうのも面白くないので、あえて違う植物たちを調べました。
スミレ科は種が多いわりによく似ているので、間違っていたらすいません。
そのほか、自分で育てているものも載せてみました。
どうぞよろしく!

       # IN  THE  金峰山 #

キバナノコマノツメ  Viola  biflora

 スミレ科ですね。大日小屋の沢に一株だけ
咲いていました。

ミネズオウ  Loiseleuria procumbens

 
こう見えてもツツジ科ですよ。山頂の尾根を歩いてるとき
発見。岩にはう様にして生えていました。

サルオガセ  Usnea  longissima

 
そのまんまサルオガセ科です。
ミネズオウの隣にモッサリ生えてます。これは地衣類で
日本ではおよそ40種類あります。また、胃腸薬に なり
利尿作用があります。


# 美ヶ原の山すそで・・・ #

ムラサキヤシオ  Rhododendron  albrechtii

 
山の中腹に咲いていたツツジ科です。
ツツジ科はよく似ていますが、おしべの数や
花弁の斑の模様で見分けられました。

アケビ  Akebia quinata

 
アケビ科です。ミツバアケビと似ていますが
花弁の色が薄いのと雌しべ(右)が互いにくっつています。
さらに、雌しべの柱頭はかなりネバネバしてます。
左の写真は雄しべです。


ミツバアケビ  Akebia  trifoliata

 
アケビ科です。こちらは雌しべ(右)が互いに離れています。
アケビは雄花・雌花が別の短枝につくことが多いですが、
本種は、雄しべの花茎の中ほどに雌しべがつきます。

ヤマブキ  Kerria  japonica

 
バラ科です。
日本全土に分布し、山沿いの湿った場所に生育します。
たまに庭木としても寄せ植えされたりもします。

マムシグサ  Arisaema  serratum

 
なんとサトイモ科です。ってことは地下にはイモがあります。
薄暗い林床に生育するので、ちょっと不気味だったなぁ。
 見た目がユニークで、形が面白いことや種類の豊富さから
この仲間のマニアも多いようだ。

ウグイスカグラ  Lonicera  gracilipes  var.glabra

 
スイカズラ科です。初夏には、透き通るように赤く熟した赤い実は
とっっっってもおいしそうです。ぜひ食べてみたい。



# 我が娘たち(笑) #

ミヤマナルコユリ  Polygonatum  lasianthum

 
ユリ科です。「深山」のわりに道端にありました。
他のナルコユリ科とは蕾の大きさや花序の長さで判断できます。


ショウジョウバカマ  Heloniopsis orientalis

 
ユリ科です。高山植物と思っていたのですが
実は、低地から高山まで広く分布します。
 常緑で3年目の葉の先端からは新たな植物体ができて
個体を増やします。林床の植物では珍しく虫媒です。
 どの葉も1年目だと思うので栄養体ができるまでまだまだ
かかりそうですね。

ヒメカンアオイ  Heterotropa var. takaoi

 ウマノスズクサ科です。
近くのフラワーショップで手に入れました。
これから上手に育てていけるかどうか勝負です。
これも高地に特有かと思わせつつ普通に
分布してるようです。生育環境を調べて
より自然に近い状態にしたいです。


ブーゲンビリア  Bougainvillea spec-Cuba

 オシロイバナ科です。花の色は赤から白までいろいろあり、
ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄のものもあるようです。
実際の花は、花の中央部にある小さな三つの白い部分です。
 こいつは実家でジイちゃんに挿し木してもらって連れてきた
やつです。年に数回花を咲かせ、散った後に枝が成長します。





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