ウラジロモミ
マツ科モミ属 クリスマスツリーとしてよく用いられる常緑針葉樹。葉の表側は濃緑色だが裏側は白っぽい色をしている。このことからウラジロモミとされた。日本原産であ る。モミとよく似ているが、モミは葉の先が二つに割れ鋭く針状になるが、ウラジロモミは先端がくぼむ程度である。 |
カヤ イチイ科カヤ属 雌雄異株で成長は極めて遅いが寿命は長い常緑針葉樹である。葉は2〜3pで水平に2列、濃緑色で光沢があり革質で硬く、枝に螺旋状につく。花期は4〜5月 頃である。種子は食用であり、皮を腐らせむして食べる。果実は油となる。カヤの語源は蚊遣りに由来するという説がある。 |
サツキ ツツジ科ツツジ属 盆栽などで親しまれているツツジ科の植物である。旧暦の5月に咲くことからその名がついた。生垣や道路の植え込みなど日本国内では最も多く用いられている 庭木だという統計もある。有名な生産地は栃木県鹿沼市などである。 |
ソメイヨシノ バラ科サクラ属 コマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれた園芸品種である。花弁は5枚で、葉が出る前に花が咲く。咲き始めは淡紅色だが、満開になると白色になる。日 本全域に分布し最もポピュラーな桜である。ヤマザクラやエドヒガンに比べ寿命が短い。 |
ナツメ クロウメモドキ科ナツメ属 落葉高木で、果実は乾燥させ菓子の材料として食用にされる。中国北部原産で庭木や街路樹としても用いられている。花は淡緑色で小さい。熱帯から亜熱帯に分 布する。同属のうちでナツメが最も寒さに強い。 |
スギ ヒノキ科スギ属 常緑高木で日本特産の針葉樹である。花粉の飛散によって花粉症の原因となる。葉の先は針状にとがり、樹皮は褐色で成長すると縦にさける。花は雌花と雄花が あり、2月から4月に開花する。屋久島から東北地方まで分布する。人工林として植栽される。 |
オオモミジ カエデ科カエデ属 北海道中部以南から九州にまで分布する落葉小高木。庭園木としてよく植栽される。葉は5〜9つに掌状に分かれる。花は紅色で果実は2つでき、風で散布され る。イロハモミジとよく似ている。オオモミジの方が葉がやや大きく厚い。 |
マグワ クワ科クワ属 中国原産の落葉高木で樹高は6〜15メートルである。樹皮は灰褐色で縦に筋が入り、雌雄別株である。葉は互生単葉鋸歯で、長さは8〜15pである。花期は 4月〜5月で、黄白色の花をつける。 |
クワ クワ科クワ属 落葉高木で大きいものは15メートルに達する。樹皮は灰色を帯びる。葉は薄くつやのある黄緑色であらい鋸歯がある。雌雄異株だが同株のものがある。春に開 花する。果実は初夏に熟し、甘酸っぱく美味でありポリフェノールを多く含有する。蚕のえさとして重要な作物である。 |
アオギリ アオギリ化アオギリ属 落葉高木で東南アジア原産である。樹皮は緑色を帯びている。葉は互生で長柄があり、大きくて薄い。花は7月頃に黄白色5弁の小花を咲かせる。果実は10月 に熟し、心皮の縁辺に小球状の種子をつける。庭木、街路樹であり、種子は昔、炒ってコーヒーの代用品にした。 |
ヤエザクラ バラ科サクラ属 3〜4月に桜(ソメイヨシノ)が咲き終わった2週間ほどして葉をつけた状態で咲き始める。北海道では桜(エゾヤマザクラ)が散り始めるころヤエザクラが咲 く。庭木や街路樹として植えられる。 |
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