キャ ンパス内の植物がどんなところに自生しているか実際に見に行ってきました      松尾 好高 08A2051C

植物名ケヤキ
科名属名:ニレ科ケヤキ属
自生地:本州、九州、四国の山地の沢沿いに自生
特徴:街路樹によく利用され、大学の広場に植生されている。左の写真は実際に自 生のケヤキを撮りに美ヶ原温 泉の東にある藤井沢の源流に行ったとき の写真です。樹形がほうきを逆さにした形をしています。樹高は20〜30Mくらいで雌雄同株で雌異花。


植物名アカマツ
科名属名:マツ科マツ属
自生地:朝鮮半島、九州、本州、四国で、陽樹で乾燥した 痩せ地でもよく育ち、乾燥し日当たりの良い 尾根上に自生
特徴:クロマツに比べて葉が細く、やわらかい。樹皮が赤 いためアカマツと呼びます。またマツタケが好んでアカマ ツ林に自生することでも知られ、写真のアカマツ林にも茸採り禁止の警告がなされていました。近 年、マツクイムシによる被害が急増しており、夏から秋にかけて葉が黄変し、樹皮が禿げ樹幹が朽ちます。

植物名イチイ
科名属名:イチイ科イチイ属
自生地:北海道〜九州、東アジアの寒い山地に自生しま す。
特徴: 材が国 内最良で、昔はイチイを使った製品は朝廷の官位が一位の人ぐらいしか持てなかったことから、その名が ついたといわれています。右の写真は5月中旬の乗鞍岳山腹で撮ったイチイやウラジロモミ、ツガの林です。
山 に行ったついでに撮った植物です

植物名ゴヨウマツ
科名属名:マツ科マツ属
自生地:北海道〜九州の山地や自生します。
特徴:アカマツなどのように葉が2本束生と違って5本束 生になっているのが特徴です。
    また、別種のチョウセンゴヨウマツの種子は「松の実」として食されています。

植物名ネズ
科名属名:ヒノキ科ビャクシン属
自生地:東北地方以南の日当たり良い乾燥した山地
特徴:葉は針状で硬く鋭いです。庭木、生垣、盆栽など広 く使われています。語源はねずみ除けとしてつかわれていたの が語源と言われています。果実は7mmくらいで緑色ですが2〜3年かけて熟すと黒 紫色になります。

植物名ホタルブクロ
科名属名:キキョウ科ホタルブクロ属
自生地:原野や道端に自生
特徴:よく似た植物にヤマボタルブクロがあるが、そちら の花はもう少し細い形をしています。全体に毛が密に生 えてお り、釣鐘のような花をたくさんさかせす。  名前の由来は、ホ    タルが中に入ったときの明かりが提灯に似ており、提灯は昔はホタルと呼ばれていたから だそうです。花の色は関西では白色が、関東では紫色が多いそうです。
キャ ンパス内の私のお気に入りの植物です

植物名シナノキ
科名属名:シナノキ科シナノキ属
自生地:本州(日本固有種)
特徴:信濃の語源になり、長野市の市木に指定されていま す。繊維は硬く、科布(シナヌノ)、縄に使われま す。
    種子は風散布種子で、写真の花に付いた葉で風に流されます。6〜8月に淡黄色の小花を多数つけま す。



植物名キャラボク
科名属名:イチイ科イチイ属
自生地:本州の日本海側の亜高山帯
特徴:イチイの変種で違いは、イチイは葉が二列に並んで いますが、キャラボクは葉が輪生ということです(中央の写真がキャラボクで右のがイチイです)。日本海側の豪雪地帯に自生するため、幹は直立せず低木にな りました。名前の由来は香木のキャラ に材が似ていたからといわれています。キャラボクの葉は実際に見ると、サイズや形がとてもかわいらし葉です。

植物名ザクロ
科名属名:ザクロ科ザクロ属
原産地:地中海〜インド
特徴:原産地近くの「ザクロブ山」  から命名されたとも言われ ています。実は変わった形を しているが食べられます。2000年ごろにザクロジュースなどが体に良 いとされ健康     ブームになりましたが、はっきりとした効能はないとされ薬事法で問題になりました。松本キャンパス内には食べられる実のなる木が何 箇所か生えていて私が一番興味のある実で収穫か楽しみです。


植物名アスパラガス
科名属名:ユリ科アスパラガス属
自生地:南ヨーロッパ
特徴:葉に見える緑色の細長い部分は茎で、葉は鱗片状に なっています。夏までには80cmまで成長します。写真には黄 色いつぼみも見られす。普段見慣れたアスパラガスより成長していて普通の植物にしか見えませんでした。

植物名サイカチ
科名属名:マメ科サイカチ属
自生地:四国、九州、本州中南部、朝鮮半島、中国華南地 方の水辺や川原に自生しています。
特徴:カワムラフジノキともよばれます。幹や枝には枝が 退化した棘があり、草食動物から身を護っていま す。また偶数羽状複葉でしかも小葉がずれて並ぶという非常にめずらしい葉を持っています。同株に単性花と両性花が付き、夏に淡黄色の花が咲きます。サイカ チも実の鞘は石鹸の代用になります。先生がこの棘を握りつぶせたら単位をやるとおっしゃられたので握りましたが乾燥していて硬くなっていて握りつぶせませ んでした。
感想  今回はキャンパス内に 植栽されている植物が自然界ではどんな風に生えているのかということを調べるつもりでしたが、なかなか思うように行かず途中からキャンパス内の変わった植 物も調べていて、当初の予定と変わったレポートになってしまいました。



















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