岡の宮神社周辺の植物


ちょうど家の前が神社だったのでそこの植物を調べてみることにした。
植物自体は数多く見つかったが、正直わからないものが多すぎた。

農学部 森林科学科 菊地裕美香
yomoi

ヨモギ  Artemisia indica var. maximowiczii  キク科

よもぎ餅など食用になる。
裏に白い毛が密になっているのが特徴で、その毛を乾燥させたものは灸に用いるもぐさの原料となる。
アレロパシーと呼ばれる現象を起こし、周囲の植物の発芽を抑制する。
katabami

カタバミ Oxalis corniculata カタバミ科

春から秋にかけて、愛らしい黄色の花を咲かせる。
よくクローバーと間違われるが、シロツメクサなどとはまったく異なる植物である。
ryuu

リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus  ユリ科

よく園芸用に用いられる。
夏に淡青色の小さな花を咲かせる。
ジャノヒゲとも呼ばれる。
aosuge

アオスゲ Carex breviculmis  カ ヤツリグサ科

だと思う。
生息地が広く、高さ数センチのものから40センチくらいまでになるものと個体差が激しい。細長いことに変わりはないが、葉の幅もまちまちであり、古くから 議論がなされているという。

mochi

モチツツジ Rhododendron macrosepalum ツツジ科

とりあえずツツジであることは間違いないと思う。
4〜6月にかけて花を咲かせる。もう1週間早く撮影していれば、綺麗な花の写真が撮れていたかもしれない。

(島野注:園芸植物のオオムラサキ、とか、あちらの方ですね。野生植物図鑑では探しづらいです)
ibuki

イブキ Juniperus chinensis ヒノキ科

が調べた中で一番近いような気がした。
雌雄異花で、花期は春。ということはこの丸いのは種子だろうか。
hime

ヒメジョオン Erigeron annuus キク科

よくそこいらで見かけるやつ。
花が下を向くハルジョオンとよく間違われる。子供たちの間では、この二種をまとめて貧乏草と呼び、ある意味親しまれている。地域によって「この花をどうし たら貧乏になるのか」は異なってくるようだが、私が聞いていたのは「この花を摘んだら貧乏になる」というものだった。
tsuta

ツタ Parthenocissus tricuspidata ブドウ科

あまり自信はない。
巻きひげの先が吸盤となっており、壁などをそれで登っていく。
本物はもっと光沢があるような気がする。

(島野注:サンカクヅル、ですね。ブドウ科であるのは一緒)












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