{いろんな植物です。授業中にとった植物をのせます}10:57 2009/07/21nyakki
まずはクローバーです。アカツメクサとシロツメクサがはえていま した。
上がアカツメクサで下がシロツメクサです。
シロツメクサは花が白くて、茎は寝ていて葉のみ立っています。くらべると葉に丸みがあることがわかります。
sirotumekusa
葉は三出複葉ですがたまに四出や五出、六出のものもあります。よつばのクローバーはしあわせのクローバーですが、いつつばのクローバーは、不幸のクロー バーとも、金運アップのクローバーともいわれていて人それぞれなのですね。ひとつみつけるとまわりにたくさんあることもしばしばです。よつばのクローバー をみつけるわたしなりのコツは、広い視野で株を眺めることです。そして着目すべきは葉の中心の点(茎と葉の境目)です。ここがまわりのものとちがう雰囲気 をはなっていたら葉の数が違う可能性が大きいです。女鳥羽川沿いにもたくさんはえていて、このまえ散歩したら4つば、5つ葉あわせて20本みつけました。

matubagiku

これはマツバギクです。多肉植物で園芸種です。乾燥につよくて生命力もつよいためいろんなところにもちいら れています。葉が丸っこいのは、体の表面積を小さくして乾燥しにくくするためで、葉をちぎったりするとみずみずしいです。もちもちしている感じがしまし た。生命力が強いので切ったものを土にさしておくとふえます。

ityouイ チョウです。イチョウは私の出身の東京都武 蔵野市の市のシンボルマークでした。イチョウは松やソテツとおんなじ裸子植物です。雄木と雌木にわかれていて、雌木はくさいけどおいしい銀杏をつけます。 ぎんなんは周りのにゅるにゅるしたところをとって殻もとらないとたべれません。にゅるにゅるしたところは、さわるとかぶれるのできをつけましょう。雄木は 葉がズボンのようになっていて雌木はスカートのようになっているって説明してくれました。

zakuro
これはザクロです。花がさかりでした。花は八重咲き になるものもありますがこれはそうではないみたいです。葉はてらてらしていて花のがくの部分は分厚くてつるつるです。実はプチプチシャリシャリしててとて もおいしいので、秋になったらたべたいなあとおもいました。実は女性ホルモンエストロゲンを含むとかでもてはやされていますが、科学的証明はとくにないと いうことです。イギリスでの花言葉は馬鹿だそうです。
kaizukaibukiカ イズカイブキです。日本原産で、大きくなり にくい低木です。とげとげしている針葉のぶぶんとそうでないぶぶんがあります。若い木はとげとげすることによって、動物にたべられないようにしています。 しかしおおきくなってきて多少食べられても平気になってきたら針葉から鱗片状になります。葉は十字対生です。また強剪定すると針葉がはえてきます。これも 動物にたくさん食べられてしまったときに身を守るためなのでしょうか?実際とげとげのぶぶんはとても痛いです。実はモヤッとボールにそっくりです。雌雄異 株なので実は雌木にしかつきません。

konfuri-../..image/0092_2009/yamakami/yukino.jpg"alt=""コ ンフリー(ヒレハリ草)です。互生で全縁の単葉で 葉の裏の毛がすごいのがとくちょうです。白や紫のはなをさかせます。花のちかくの葉のつき方がおもしろいです。葉の基部は茎にはうかんじになっています。 ヨーロッパでは昔から骨折などを治すのに伝統的につかわれていたものが、明治に日本に入ってきて家畜のえさなどにされていたものが野生化しました。昭和 40年代に健康食品としてブームになりたべられていましたが、じつは毒性があることがわかり、販売中止になっています。


himezyoon


根元
茎のなか

葉のつきかた
ヒメジョオン
小さく数が多い
すっきり
つまっている
垂れてついている
茎をだかない
ハルジオン
大きく数が少ない
葉がある
空洞がある
たれていない
茎をだく
ヒメジョオン(左)とハルジオンです。両者はとても似ていて 見分けるのはむずかしいですがちがうところもたくさんあるのでくらべてみてください。ハルジオンは貧乏草ともよばれていて、折ったりつんだりすると貧乏に なるらしいのできをつけましょう!

yurinoki
ユ リノキです。モクレン科ユリノキ属で、ハンテンボク(葉が半纏ににている)やチューリップの木(花 がチューリップに似ている)という別名もあります。
良質の蜜がとれ、育ちも早いので街路樹や蜜源として明治初期に渡来しました。写真の左は若い実で薄くはがれるひとつひとつが種になります。めしべの形がの こっていますが、柱頭はさきっぽの茶色くなっているところです。冬になってかんそうするとひらいて中心から風にのってとんでゆきます。原産は北アメリカ中 部ですが、中国の揚子江以南に近種のシナユリノキが
自生していて、明らかにおなじ祖先の種が隔離分布しているので、大陸移動説の生物的証拠だという学者もいるようです。絵に描いたように、原始の地球では北 米とユーラシア大陸はくくっついています。


yuri
花と実はこんなかんじです。めしべやおしべのつきかたがとても特徴的でおもしろいですね。



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