〜植物生態学ゼミ〜              理 学部 生物科学科 田村大也


            植生ゼミで学んだ植物を中心にオススメ植物を 紹介します。




ゲンノショウコ Geranium thunbergii
科::フウロソウ科  属:フウロソウ属
草丈は30〜40cmに伸び、葉は綺麗な五つ葉である。
夏に紅紫色、または白紫色の花を咲かせる。
また、日本の薬草としても有名で、下痢止め・胃薬としての効能がある。
どうでもいい情報だが、このゲンノショウコは僕の出身高校の校章となっていて、
僕の一番好きな植物である。

                                            
ヤブラン Liriope muscari
科:ユリ科 属:ヤブラン属
草丈は20〜50cmに伸びる。
日本を含む東アジアに生息する多年草で、開花期は夏〜秋である。
また、耐陰性が高く古くから庭園の下草として利用されてきた。
園芸品種としても鑑賞価値が高く、人気のある植物である。
目立たないところで綺麗に咲く・・・
僕の好みのタイプの植物である。

ビロードモウズイカ Verbascum thapsus
科:ゴマノハグサ科 属:モウズイカ属
草丈は100〜200cmに伸び、夏に黄色の花を咲かせる。
明治時代にヨーロッパから日本に伝来した帰化植物で、ヨーロッパと気候の似ている
比較的涼しい地方の土手や河原に群生している。
繁殖力が強いため外来生物として問題にもなっている。
見た瞬間ただただ強烈な印象をうけた。







オランダイチゴ Fragaria ×ananassa Duchesne
科:バラ科 属:オランダイチゴ属
草丈は10〜25cmに伸びる。
江戸時代の末期にオランダ人によって伝えられた。
5〜7月に白い花を咲かせる。
オランダイチゴ属には20を超える種が知られており、
倍数体は二倍体から十倍体まで様々である。
キャンパス内に実っていたものを実際に食べてみたが
とてもすっぱかった思い出がある。
甘いと見せかけて実はきつい、苦手なタイプである。

















カイヅカイブキ Juniperus chinensis
科:ヒノキ科 属:ビャクシン族
樹高は6〜7mになる。
葉は鱗片状の物が、線形に集まって密集する。
強く刈り込んだり剪定すると、針状の葉が出ることがある。
針状の葉を触ってみたが、先生の言っていたとおり、
痛いと思って触っても痛かった・・・。


アツバキミガヨラン Yucca gloriosa
科:ユリ科 属:ユッカ属
樹高は60〜80cmで、北アメリカ南部原産の常緑低木。
5〜6月に大きな白い花を咲かせる。
葉は厚くて硬く、先端が尖っているため触ると痛い。
「キミガヨラン」という名前なのだから、日本に馴染み深い植物かと思いきや、北アメリカ原産と聞いてショックが隠せなかった。

レッドロビン Photinia ×fraseri 
科:バラ科 属:カナメモチ属
樹高5〜10cmの
本州中部以南の暖地に生育する常緑広葉樹
新芽が非常に鮮やかな赤色になりとても綺麗である。
鑑賞価値が高く、生け垣などに利用される。
ワンピース好きの僕にとっては、一番覚えやすい植物であり
一生忘れない植物であると思われる。





ゼニアオイ Malva sylvestris
科:アオイ科 属:ゼニアオイ属
草丈60〜80cmで江戸時代にヨーロッパから伝来した。
二年草で初夏にピンク色の紫の線が入った花を咲かせる。
この線がアクセントになり、大変綺麗なため庭などに植えられる。
まっすぐ伸び綺麗な花を咲かせるところが
手の届かない存在のような感じがする。

ムラサキツユクサ  Tradescantia ohiensis
科:ツユクサ科 属:ムラサキツユクサ属
草丈30〜60cmの常緑多年草。
6〜9月に紫色の一日花を咲かせる。
雑草のようにごく普通に見ることができる。
一見綺麗に見える植物だが気持ち悪いくらい密生している姿は
大変不気味である・・・。



コニシキソウ Chamaesyce  maculata
科:トウダイグサ科 属:ニシキイソウ属
草丈10〜25cmの一年草。
茎は地をはって広がる。
北アメリカ原産の帰化植物で、道端、空き地、庭、芝生など
いたるところに最も普通に生育する。
「コニシキ」という名前に似合わず、とても小さくかわいらしい植物である。





















































































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