<ヤブカンゾウ> ユリ科 原産は中国。 草丈は約80p。 道端や土手などに多い多年草。 雄しべが弁化して八重咲きになる。 ヤブカンゾウの新芽は食用として用いられる他、消炎や利尿など の薬用にも用いられる。 |
<ヒメオドリコソウ> シソ科 原産はヨーロッパ。葉は対生。葉の長さは4p程度で鋭い鋸歯をもつ。 花は明るい赤紫色で唇形花で、温暖な地域では年間を通じて開花する。 茎は四角になっている。 |
<ムラサキツメクサ> マメ科 原産はヨーロッパ。多年生草本。 シロツメクサより草丈が高く、立ち上がると約30pになる。 葉全体に毛が生えている。表の葉の真ん中には白い三日月形 の模様がある。花は球状に集まってつき、紅紫色。花期は5月〜8月。 イソフラボンを豊富に含み、ハーブとして使用される。 |
<イヌナズナ> アブラナ科 北半球に多く分布する越年性の一年草。 ナズナに似ているが、イヌナズナは食用にはならない。 根生葉は長さ約2〜4pでへら状長楕円形。茎葉は長さ約1〜3p。 花は黄色で4弁花。花期は3〜6月。 |
<ヤマグワ> クワ科 中国原産。落葉小高木。 種の散布は鳥散布。葉は互生で卵形または広卵形。 雄株、雌株にわかれている。どちらも花期は4〜6月。 実は集合果で、熟すと赤色から黒紫色になる。甘く美味しい。 実は小鳥の大好物。 |
<カラスノエンドウ> マメ科 原産は北アメリカ。一年生草本。 葉は8〜16個の小葉からなり、長さは約2〜3pの狭倒卵型。 茎には全体的に毛が生えている。花は紅紫色でエンドウの花に似ている。 豆果は熟すと黒くなり、晴れている日に弾けて種を飛ばす。 |
<ドウダンツツジ> ツツジ科 原産は日本。落葉広葉樹。 庭木や植え込みとしてごく普通に植えられる。 葉は互生。花は合弁花で、ハチなどの昆虫に花粉を運んでもらう。 秋になるときれいに紅葉する。花期は4〜5月。 |
<ハナモモ> バラ科 原産は中国。耐寒性落葉低木。 モモとは違いハナモモは花を鑑賞するための植物。 葉は単葉、互生。 樹形は、立性、しだれ性、ほうき立ち性などがある。 花の色は白色、赤色、桃色など様々な色がある。花期は3〜4月。 |
<ヤマモミジ> カエデ科 原産は日本。落葉小高木。 葉は単葉、互生。高さは約5〜10m。 葉の表面には毛がないが裏面の葉の付け根に毛が生えている。 葉の縁は7〜9ヶ所の切れ込みがあり各切れ込みには大きめの 不整の重鋸歯がある。イロハモミジより葉が大きめなのが特徴。 秋になるときれいに紅葉する。花期は4〜5月。 |
<ミツマタ> ジンチョウゲ科 原産は中国。落葉低木。 その名の通り枝が三つに分かれている。 ミツマタは良質で丈夫であることから古来から和紙の原料として 使用されている。また、お札の原料として使用されている。 花は淡い黄色。花期は2〜4月。 |