キャンパス内の植物


植物生 態学ゼミナール


工学部 電気電子工学科 長沼泰隆

この授業を終えて、今まであまり植物と触れる機会があまりなかった
けれども、様々な知識が増えて今ではキャンパス内であの花はなんだ
ろう?あの木はなんだろう?とか考えてしまうまでになれた。
また機会があったら植物と触れあいたい。




エノコログサ(狗尾草)
単子葉類イネ科の植物。
一年草で、葉は互生単葉で全縁。
花穂が犬の尾に似ていることから犬っころ草が転じてエノコログサに
なった。
また、ねこじゃらしとも呼ばれる。
アメリカなどでは、狐の尾に似ていることから、Foxtail grassと呼ばれる。
リョウブ(法令)
双子葉類リョウブ科の植物。
葉は互生単葉で鋸歯がある。
花期は6~8月で、枝先に10~20cmの花軸を出す。
リョウブ属の植物は世界で64種ほどあるが、日本では1種類しかない。
新芽をご飯などと混ぜて食べることができるらしい。



タンポポ(蒲公英)
双子葉類キク科の植物。
多年草で、合弁花という花の特徴がある。多くの種では、黄色い花を
咲かせ、綿毛のついた種子を作る。
多くはユーラシア大陸にあり、英語名のダンディライオン(dandelion)
はフランス語で「ライオンの歯」という意味で、これはギザギザした葉が
ライオンの牙を連想させるからだという。
ハルジオン(春紫菀)
双子葉類キク科の植物。
多年草で、細い舌状花で、白とピンクのものがある。
ヒメジオンにとても似ているが、ヒメジオンはハルジオンに比べ
花が小さく、背が高いという特徴がある。どうしてもわからない時は
茎を切ってみるとハルジオンは中が空洞で、ヒメジオンは中に白い
髄が詰まっている。




サルスベリ(百日紅)
双子葉類ミソハギ科の植物。
通常互生だが、対生になることもある。花は紅の濃淡色または白色
で、円錐花序になり、花弁は6枚で縮れている。
8月頃咲く。
比較的長い間紅色の花咲いていることから、百日紅(ひゃくじつこう)ともいう。


スズメノチャヒキ(雀の茶挽)
単子葉類イネ科の植物。
一年草、越年草、多年草で、線形の葉を持つ。
小穂は大柄で、多数の花を含む。
構造的には単純なもので、一対の包穎の上に、多数の同型の両
性小花が左右二列に並ぶ。
外形は線形から楕円形、左右から多少とも扁平。




ムギクサ(麦草)
単子葉類イネ科の植物。
一年草又は越年草であり、芒の長い小穂をつける。オオムギに似た
穂をつける。
ヨーロッパ原産で、明治初期に侵入した帰化植物(植物に属する
外来種のこと)である。
草丈が長いものでは50cmになるものもある。


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
双子葉類シソ科の植物。
越年草で、葉は対生し鈍い鋸歯がある。
花は明るい赤紫色の唇形な花、上部の葉の脇から外側に
向かって開き、上から見ると放射状になっている。
1990年代に帰化植物と認定された。
ちなみに突然変異などで花の色が白くなったヒメオドリコソウを
シロバナヒメオドリコソウとして、区別することもある。





イチョウ(銀杏)
裸子植物でイチョウ科。
落葉高木で、高さは20~30mになる。葉は扇形で葉脈が
付け根から先端まで伸びている。
日本語では、イチョウのみを銀杏と呼ぶ。







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