植物生態学ゼミ〜信大の植物〜 
 

                                13T1006H 工学部 江口 暢章

ヤエザクラ(八重桜)

バラ科。花弁の枚数は300枚近くに達する例もある。多くはヤマザクラやソメイヨシノに比べて
開花期が1〜2週間ほど遅い。花はやや大きめで丸くふんわりとした形になり、一輪
から非常に豪華である。

ランシンボク 別名 楷樹(カイノキ)

ウルシ科。カイノキは中国原産の落葉高木。分布は中国・台湾・フィリピンであり、中国の孔子廟に植栽されているところから学問の聖木とされ、日本には大正 時代にもたらされた。カイノキのように羽状複葉である植物のほとんどは、頂端にも小葉がある奇数羽状の複葉であるが、カイノキは頂小葉を欠くことが多く、 偶数羽状複葉となりやすい。

ハナミズキ

ミズキ科の落葉小高木。樹皮は灰黒色で、葉は楕円形となっている。北アメリカ原産。花期は4月下旬から5月上旬で白や薄いピンクの花をつける。秋につける 果実は複合果で赤い。庭木のほか街路樹として利用される。栽培する際には、うどんこ病などに注意する。またアメリカシロヒトリの食害にも遭いやすい。

ヤマボウシ

ミズキ科。枝先に花びらのように見える白ないし白緑色の苞を4枚つけ、中央にごく小さな緑色の花を密生させる。葉は楕円形ないし卵円形で、長さは4センチ から12センチくらいである。ぎざぎざのない全縁で、やや波打っている。また、秋には表面がぶつぶつの苺のような赤い実をつける。実は食べられる。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

シソ科。花の形が、笠をかぶった踊り子の姿を思わせることから付いた名前。関東一帯に見られる帰化植物。葉が茎の先端になるほど紫色がかかるのが特徴で、 同じ仲間のオドリコソウは緑の葉だけでであることと、花も背丈もずっと大きい。

カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)

マメ科。淡い紫紅色をした蝶形の花をつける。花の長さは12ミリから18ミリくらいである。葉は羽状の複葉で、8〜14枚の小葉で1組になる。花の後に は、種子の入った莢をもつ実(豆果)をつける。若い莢は食用になる。莢は初めは緑色をしているが、熟すと黒くなる。

ハルジオン

キク科。舌状花の色は白、ピンク、薄紫などである。黄色い大きな筒状花の回りに車状にきれいに並ぶ。蕾はうな垂れる。根際には長い楕円形またはへら形の葉 が放射線 状に何枚かつく。茎につく葉は互生、茎を抱く。全体に軟らかい毛が生える。

オランダミミナグサ

ナデシコ科。ヨーロッパ原産の帰化植物。道端や畑などに生える。全体に灰黄色の軟毛と腺毛が密生する。花弁は5個で先端は2浅裂する。柱頭は5裂。雄しべ は10個。小花柄が約5oほどと短く、ほとんど茎に接して咲くので、ミミナグサと区別できる。果実は長さ5〜8oのさく果。花期は4〜5月。





























































































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