植物生態学ゼミ


  古田采子 教育学部生涯スポーツ過程野外教育コース
          13E3108C

キャンパス内の植物についてまとめました。
今まではただの雑草としか思わなかった草木も、
名前を知ること立派な植物になります。
そこに植物の面白さがあると思いました。


ヒメオドリコソウ
LamiumPurpureum

 シソ科オドリコソウ属
 花期:4〜5月
 原産:ヨーロッパ
 特徴:葉は対生し、卵円形で、網目状の脈がある。
     茎は四角形で高さ10〜25cmになる。
     上部に長さ約1cmのピンク色の唇形花をつける。
 由来:オドリコソウとよく似ていて、かつ小型であることから、
          小さいという意味の「ヒメ」が頭につけられた。


アセビ
Pieris japonica subsp.japonica

 ツツジ科アセビ属
 花期:2〜4月
 原産:日本
 特徴:葉は互生し、濃いグリーンで光沢がある。
     常緑性の低木・小高木で、樹高は3m程になる。
     花はスズランに似た壺形の花を房状に付ける。
 由来:草食動物がこれを食すと有毒で酔っ たようになることから       「馬酔木」と書く。


トウダイグサ
Euphorbia helioscopia

 トウダイグサ科トウダイグサ属
 花期:4〜6月
 原産:ヨーロッパ
 特徴:葉は互生し、へら形や倒卵形である。
     茎の先に大型の葉を5個つけ、放射状に枝を出す。
     高さ20〜40cmの越年草。
 由来:形が油を入れた皿を置く昔の燈台に似ていることから。


ミツマタ
Edgeworthia chrysantha
 
ジンチョウゲ科ミツマタ属
 花期:3〜4月
 原産:中国
 特徴:葉は互生し、長楕円形や披針形で表面は有毛である。
     花は両性で花弁はなく、早春になると枝先に小さな花が半     球状に咲く。
     弾力性があり、光沢が美しいので紙幣の原料として用いら     れる。
 由来:枝が3本ずつ出て三つ又に分かれるところから。


オオイヌノフグリ
Veronica persica

 オオバコ科クワガタソウ属
 花期:3〜5月
 原産:ユーラシア、アフリカ
 特徴:葉は下部で対生、上部で互生し、卵状広楕円形であ                     る。
     茎は分枝して横に広がる。
     1〜2cmの花柄から、ルリ色の花を1個つける。
 由来:日本在来のイヌノフグリに似ていることから。   


スズメノカタビラ
Poa annua
 
イネ科イチゴツナギ属
 花期:3〜11月
 原産:ヨーロッパ
 特徴:葉は平らで短めの線形で、先端がやや窪んでいる。
     地下茎はなく、数本が株立ちになる。
     非常に広範囲に生息しており、南極大陸でも確認されて           いる。
 由来:草丈はスズメが隠れるほどの大きさで、それを部屋の隔           てとした帷子に結びつけたことから。


ハルジオン
Erigeron philadelphicus
 
キク科ムカシヨモギ属
 花期:5〜7月
 原産:北アメリカ
 特徴:葉は対生し、長楕円形またはへら形で柄がある。
     茎は中空で高さ0.3〜1mになる。
     花は舌状花でつぼみのときは花序全体がうなだれている。
 由来:手入れの行き届かない貧乏な人の周辺に生えているということから       「貧乏草」と名付けられた。 


ムギクサ
Hordeum murinum
 
イネ科オオムギ属
 花期:5〜8月
 原産:ヨーロッパ
 特徴:葉は互生し、線状披針形でやわらかい。
     茎を取り巻くような葉耳を持ち、穂は5〜15cm程である。
     道ばたや畑、荒地等に生えている。
 由来:ムギに似た姿の草の意味。




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