ハナミズキ ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 別名:アメリカヤマボシ 葉の付き方:対生 葉の形:楕円形または卵形で先は短くとがっている 葉の裏は白色を帯びており、脈上に微毛がある。 一見花に見えるのは総包片と呼ばれるもので、中心に集まっているものが花である。 総包片は倒卵形で、先はへこんでいる。 樹皮はうろこ状になっている |
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ヤマボウシ ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属 葉の付き方:対生 葉の形:楕円形または卵円形,やや波打っている ヤマボウシもハナミズキと同じように総包片を持っていて、ヤマボウシの総包片は先がとがっている。 ヤマボウシの実は食べることができ、その果肉は柔らかく、味はマンゴーのようで、果実酒にも適している。 ヤマボウシはハナミズキと違い、樹皮はエレキングのようになっている。 |
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カリン バラ科ボケ属 葉の付き方:互生 葉の形:倒卵形または楕円状,葉の縁には単鋸歯がある 花弁は5枚で白やピンクの花を咲かせる 成熟した果実は黄色く、楕円形である。 カリンの実には石細胞が多く、固いので生食には向かない。 主に砂糖漬けや果実酒に加工される。 幹はなめらかで灰緑褐色 |
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ヒイラギモクセイ モクセイ科モクセイ属 ヒイラギとギンモクセイの雑種と考えられている 葉の付き方:対生 葉の形:楕円形でとても鋭い鋸歯が何対もある 鋭い鋸歯は触るととても痛いので勢いよく手を伸ばしたりしないよう注意が必要です。 葉にはヒイラギほどではないが、光沢がある。 雌雄異株である クリスマスの時に飾られるリースは、セイヨウヒイラギである。 |
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クズ マメ科クズ属 葉の付き方:三出複葉,互生 葉の形:小葉は草質で幅広く、とても大きい 頂小葉の葉柄は長く、左右の小葉のは短くなっている。 葉の裏面は白い毛が密生している 地面を這うつるは、他のものに巻き付いて10メートル以上伸びる。 花は、穂状花序が立ち上がって濃紺紫色の甘い芳香を発する。 地下で肥大した長芋状の塊根に含まれるデンプンを取り出し、葛粉として利用する。葛粉は主に和菓子につかわれる。 また、クズの根を干したものは葛根と呼ばれており、葛根湯などの原料となる生薬である。 |
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クサノオウ ケシ科クサノオウ属 葉の付き方:互生,羽状複葉 葉の形:葉には深い切れ込が入っている 花は鮮やかな黄色の四弁花で、長期間にわたって咲いた後に、莢が上を向いて実る。莢は毛によって白く見え、莢の中にある種にはエライオソームが付着してお り、これに惹かれたアリによって散布される。 植物体を傷つけると多種にわたる有毒アルカロイド成分を含む黄色い乳液を流し、これが皮膚に触れると炎症を起こす。皮膚が弱い人は植物体に触れただけでか ぶれる可能性があるので注意が必要である。 下剤として利用されているが、毒性が強いため個人での利用は好ましくない。 |
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アカツメクサ マメ科シャジクソウ属 呼び方はムラサキツメクサのほうが一般的である 葉の付き方:互生,三つ葉 葉の形:各葉片に特徴的な三日月型の白い模様が入る 花は、鞠状の集合花序を形成し、花の色は基部ほど色が薄くなる。 アカツメクサはシロツメクサなどとは違い、立ち上がって生える。 また、葉にも茎にも毛が生えている。 牧草や家畜飼料として利用さており、薬用としてはハーブに利用されている。また、咳止めや口内炎の痛み止めに効くことから、実用的なうがい薬として利用で きる。 |
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サイカチ マメ科サイカチ属 別名:カワラフジノキ 日本の固有種 葉の付き方:互生,1回または2回の偶数羽状複葉 葉の形:長楕円形の小葉を持つ 花は雌雄別で、総状花序。花弁は4枚で、黄緑色,楕円形をしている。実は曲がりくねった灰色の豆果をつける。熟すと赤くなる。 幹や枝には鋭いとげが多数生える。 サポニンを多く含むため、古くから洗剤として使われている。 サイカチの種子はサイカチマメゾウムシという甲虫の幼虫が寄生する。サイカチマメゾウムシが種子を食い破った時に、まとまった雨が降ると、幼虫は溺れ死 に、種子が給水して発芽する。 |
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ツツジ科スノキ属 sp スノキ属の葉は互生し、鋸歯があるものとないものに分けられる。花冠は小型のつぼ形または鐘形になり、甘酸っぱく熟す。 スノキ属にはクランベリー,ブルーベリー,コケモモなどが含まれており、今回紹介したものはブルーベリーの1種だと思われる。 キャンパス内の個体は8月ごろには順次熟していっている。熟した実を食べてみたところ、よく口にするブルーベリーと同じような香りと酸味を感じ、少しおい しいと感じた。 |