13f4017j 信州大学繊維学部 日下 誠



フキ キク科 フキ属 山の斜面、河川の中州、川岸、林の際など水が豊富で風が強くないところで生育する。茎は地上に伸びず、地 下茎として横に伸びる。地 下茎が地上に出ると緑色になる。有毒のものもある。

ヤマグ ワ  クワ科クワ属   落葉性の高木。樹皮は灰色を帯び る。葉は単葉、互生。縁に大小の鋸 歯。大きな木では葉の形は楕円形だが、若い木では葉に荒い切れ込みがはいる場合がある。雌雄異株だが、同株のものが ある。果実は初夏に熟す。キイチゴのよ うな柔らかい粒が集まった形で、熟すと赤黒くなる。




オオモミジ カエデ科 カエデ属 イロハモミジより北まで生えるが、日本海側の多雪地帯にはない。樹皮は単灰褐色。翼果が種子に つく。葉は5から9に掌状 に分かれる。


ヒイラギ モクセイ科 モクセイ属 樹高は4-8m。葉は対生。革質で光沢があり、縁には先が鋭い棘になった鋸歯がある。老樹に なると葉の棘は少なくな り、丸くなる。


ヤナギ ヤナギ科 ヤナギ属 高木、低木、背が低く這うものもある。葉は互生、まれに対生。単葉で線形、披針形、卵形など様々な 形がある。雌雄異株。花は 小さい花が集まった穂状。枯れるときには花
が落ちる。


ナナカマド バラ科 ナナカマド属 樹高7-10m。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋に紅葉し、赤い実がなる。実は鳥 類のエサとなり、果実酒に も利用される。備長炭の材料になる。火力が強く、火もちがいい。

ラクウ ショウ スギ科 ヌマスギ属  湿潤地 に適し、沼沢地での根元が少し水につかった状態(冠水)で自生することが多い。葉はメタセコイアに似るが、メタセコ イアが対生するのに対して、ラクウショ ウは互生する。幹の回りの気根で呼吸する。葉が柔らかい。




メタセコイヤ スギ科 メタセコイヤ属 葉は羽状に対生。秋に赤茶色に紅葉し、落葉。樹高は25-30m、直径1.5mになる。 葉は、モミやネズににてい るが柔らかい。ラクウショウよりも小葉が均一に並んでいる。




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