植物生態学
   松本市にあった植物を紹介します。                                              農学部・森林科学科 13A2054H 三浦涼

ノミノツヅリ(ナデシコ科)
葉:対生で広卵形から長卵形。長さ3〜7mm、幅1〜5mm。
花:3〜6月に咲き、白色をしている。萼と花弁が大きく開く。
茎:細く堅い。細かい下向きの毛がある。
果実:卵形で長さは3mm。6つに裂けて種子をまく。
背丈は5〜10cmになる。原産はユーラシアで、現在では日本全土に見られる。





ヒメオドリコソウ(シソ科)
葉:対生で卵円形をしている。鈍い鋸歯を持つ。長さは2〜4cm。上部の葉は暗紫色をしている。
花:明るい赤紫色の唇形花。
茎:短い毛があり、根元で枝分かれしている。
背丈は10〜30cmになる。花の形が写真のようにとても特徴的である。
背丈・葉・花がオドリコソウに比べ、半分以下で小さい。日本では、本州を中心に分布している。



トウダイグサ(トウダイグサ科)
葉:中程の葉は互生、頂部の葉はヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。
花:4〜6月に黄色い花をつける。
茎:頂部から放射状に花茎をのばす。
背丈は20〜30cm。日本では、本州以南に広く分布する二年草。
葉・茎には、白い液体が含まれている。これは乳液と呼ばれ、有毒である。



オニウシノケグサ(イネ科)
葉:線形で葉舌はほとんど無く、葉先はボート形をしている。。
花:小花がたくさんつく。
茎:直立で、長い。
背丈は50cm〜200cmの多年草。原産地はヨーロッパ。日本にも、外来種として存在する。また、色は濃い緑色をしている。



オッタチカタバミ(カタバミ科)
葉:形は、ハート型の葉3枚を寄せ合わせた形。
花:春から秋にかけて、黄色の花が咲く。花びらは5枚。
茎:上向きに白い毛が生えている。
果実:果柄は、水平、または垂れ下がり、果実は、長さ12〜20mmになる。



ノボロギク(キク科)
葉:互生で、縁が不規則に羽状中裂する。
花:多くは、春から夏に黄色い花が開く。管状花のみからなる。
茎:直立していて、やや肉質で柔らかい。
果実:そう花であり、種子は、白色の冠毛を持つ。
背丈10〜30cmになる一年草または越年草。日本全土に広く分布している。駐車場など、いたるところに存在し、畑では、害を及 ぼすこともある。






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