信州大学教育学部

中村美貴

松本キャンパス内の春〜夏の花と木を紹介します。



ウラジロモミ  マツ科モミ属 常緑針葉樹
葉の裏側が白い。日本特産種である。モミに似ているが、モミよりも寒冷な気候に多いく、葉先はモミほど鋭く2裂しない、若い時の枝は毛がないという違いが ある。枝の表面がブロック状である。

オオキンケイギク(大金鶏菊)   キク科
5月〜7月にかけて咲く。以前は好んで植えられていたが、非常に繁殖力が強く、他の生態系に影響を与えてしまうため、現在は特定外来植物に指定されていま す。よって、許可なしに持って帰ったり、栽培することは禁止されています。

シラビソ  モミ科マツ属 常緑針葉樹
日本の特産種である。ウラジロモミよりもさらに上部に分布する。自生地が標高の高い山岳地帯なので、雪や強風、土の栄養が貧しかったりなどの過酷な自然環 境により、大木となるのはまれである。キャンパス内では、ウラジロモミの隣に生えているため、見分けがつきにくいが、こちらは枝がブロック状になっていな い。


ラベンダー  シソ科  木本植物
春に紫、白、ピンクの花を咲かせるが、一番有名なのは紫の花である。低い木である。葉は対生で花は合弁花である。観賞用はもちろん、鎮痛や精神安定剤、防 虫、殺菌などの効果があるため、ハーブティーやアロマセラピーにも使われたりする。とても良い香りがする。


アセビ(馬酔木)   ツツジ科
低い木で、葉は楕円形で、表面につやがあり、輪生っぽく見えるが互生である。果実は扇球状である。有毒植物であるために、葉を煎じて殺虫剤に使われる。ア セビ(馬酔木)という名前は、馬が葉を食べて毒に当たり、酔ったようにふらつくようになる木であるところからとられた。






































































































トップに戻る