植物生態学ゼミ 13f4036e 繊維学部応用生物科学系 中澤南海
 私はつる植物を集めてみました。つる植物とは自分で身体を支えず、他の植物などに巻き付いたり張り付いたりして身体を支える植物です。
ここで紹介している植物は信大松本キャンパスとその周辺で見つけました。つる植物は似たような姿をしていますが特別近い仲間ではないです。


ツタ:ブドウ科の木本類。葉は対生で葉縁
が三浅裂し5本の掌状脈が出る。また、葉
柄が長い。吸盤で壁や他の植物に張り付く。
よく建物を覆っているのを目にする植物で
ある。

ヒルガオ:ヒルガオ科の多年草。越冬時に
は根しか残らないが裏を返せば根だけでも
復活するため駆除しづらい雑草。奇麗な花
を咲かせるものの結実より地下茎で増える
ことの方が多い。

ヘクソカズラ:アカネ科の多年草。根元が
木質化する。葉は対生。葉や茎をつぶすと
臭い蔓なのでこの和名が付いている。実や
根が生薬として使える。(しもやけ、あか
ぎれに効くとのこと。)


アレチウリ:ウリ科の一年草。北アメリカ
原産。高すぎる繁殖力から特定外来種に指
定されている。ウリ科はキュウリ、カボチ
ャ、スイカ、メロンなど食用に多い科だが、
アレチウリの実は苦みと渋みがあり食用に
適さない。

ナヨクサフジ:マメ科の多年草。葉と花がフ
ジに似ていることからクサフジと付いている。
葉は羽状複葉で先端の小葉がつるになってい
る。ただし、この写真は外来種のナヨクサフ
ジと見られる。


ヤブカラシ:ブドウ科の多年草。薮を枯ら
す程の生命力があるためにこの和名。葉は
5枚の小葉からなる鳥趾状複葉。ヒルガオ
と同じく根から復活するため駆除が大変。
別名ビンボウカズラ…信大は大丈夫でしょ
うか。

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