理学部数理・自然情報科学科 大和田 秀

植物生態学ゼミ 〜フォルダにあったもの紹介〜

ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)
花期6〜7月、山野などに見られる高さ40〜80センチの多年草。
茎葉は互生、三角状卵形または披針形で不揃いな鋸歯がある。

シュンラン(ラン科シュンラン属)
花期3〜4月、乾燥した林内に生える多年草。
葉は線形、花茎は肉質で太く、高さ10〜25センチ程度になり、膜質の鱗片に覆われる。

ビオラソロリア(スミレ科スミレ属)
花期3〜4月、北アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が強く、半野生化して市街地の庭、空き地、道端などいたるところで見られ、花は他のスミレよりやや大きめ で、白地に青紫の筋があるもの(プリケアナ)と濃青紫色で、基部に白く青紫色の筋が入るもの(パピリオナケア)がある。

ヒメツルソバ(タデ科イヌタデ属)
背が低く、地面に這いつくばりながら長期間に渡って開花し続けるので、グランドカバーやロックガーデン等でよく用いられる中央アジア原産の常緑多年草。

シャガ(アヤメ科アヤメ属)
花期4〜5月、林内に群生することの多い多年草。
葉は線形で、光沢のある鮮緑色。花は淡白紫色で朝開いて夕方にしぼむ。外花被片のふちは細かく切れこみ、中央部に橙黄色の斑点ととさか上の突起があり、そ の周りに淡紫色の斑点がある。

ユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)
花期5〜7月、沢沿いの岩場など、湿り気の多い半日陰の場所に生育する。花は5弁で、上の3枚が小さく濃紅色の斑点があり基部に濃黄色の斑点があり、下の 2枚は白色で細長い。

ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)
花期4〜5月、地下に偏球形の球茎を形成し、周囲に子球をつけることが多い。葉は通常1枚。雄花から雌花への花粉の受粉はキノコバエの仲間による虫媒に よって行われる。

ウラシマソウの実

キブシ(キブシ科キブシ属)
花期3〜5月、葉が伸びる前に淡黄色の花を総状花序につける。
雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。
熟した実は染料にされることもある。



ハス(ハス科ハス属)
花期7〜8月、花の開閉は3回繰り返し、4日目には花びらが散る。
インド原産。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる。地下茎はレンコン。






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