13E1606H戸川由衣

             

             これから亜熱帯などの暖かい地域に生える植物を紹介します。











           
           テングバナ  


・クマズラ科
・チャイニーズハットツリー(別名)
・インド、ヒマラヤ(分布)
・12月から2月頃(開花時期)

テングバナの属は、インドからマダガスカルにか
けて10種類ほど存在します。チャイニーズハット
の名前の由来は、花が唐人の帽子の形に似てい
るため、そう呼ばれます。

        

          
       オオバナソシンカ


・マメ科
・アカバナハカマノキ(別名)
・香港(分布)
・11月から4月頃に開花

オオバナソシンカは高い木で、沖縄で見ることができるソシンカの仲間で、一番大きく鮮やかな花を咲かせます。
別名で他にも、オーキッドツリーとも呼ばれます。

      
     リュウキュウコザクラ


・サクラソウ科
・中国地方から沖縄辺りに分布
・2月から5月頃に開花

和名もリュウキュウコザクラと言います。
これは、琉球産の小型のサクラソウという意味です。
コザクラという名前ですが、サクラソウ属ではなく、トチナイソウ属です。海岸や原野、芝の中などに生える小さな
花です。



            
         ハスノハギリ


・ハスノハギリ科
・西インド、東南アジアに分布
・1月から2月、7月から9月にかけて開花

葉の長さは20センチくらいで、光沢があります。
革質で、葉脈がはっきりと見れ、また、葉は蓮のはに似ていることから、和名はハスノハギリと呼ばれます。名前と同じですね。
器具材、下駄などに利用されており、また、
種子からとれる油は薬、工芸用としても使われています。しかし、有毒のため、注意が必要です。
海岸付近に自生し、高さは10メートル以上にもなる
常緑高木です。



           
        テイキンザクラ


・トウダイグサ科
・キューバに分布
・3月から9月にかけて開花

開花の最盛期は4月から6月頃で、花は、桃色、橙色などの色があります。
高さは1〜3メートルの常緑の小低木です。
葉は、楕円形で、花は5から8個ほど咲きます。

        
    マイソルヤハズカズラ


・キツネノマゴ科
・インド南部に分布
・3月から10月に頃に開花

同族に、ベンガルヤハズカズラがあります。
見た目は似ていますが、花の形や葉の形が少し違うので、見分けがつきます。
花は、表が暗赤色、内側が濃い黄色です。



          
        ソケイノウゼン


・ノウゼンカズラ科
・オーストラリアに分布
・3月から10月にかけて開花

常緑のツル低木で、フェンスや、他の植物に絡みながら
伸びていきます。
枝先に10から20個ほどの花がまとまって咲き、
遠くから見ても鮮やかで綺麗な印象を与えます。




         
      インドゴムカズラ


・ガガイモ科
・オオバナアサガオ(別名)
・インド、熱帯アフリカ、マダガスカルに分布
・5月から11月に開花

葉は太くて、多くの繊維を含みます。
花は、5枚の花弁で、上を向いて咲きます。
インドでは、プリーと呼ばれる有用植物の一つとされており、また、枝を折ると、液が出てきます。この樹液は、第二次世界大戦の時代では、ゴムの原料として 使われました。



        
       ヒメキランソウ


・シソ科
・台湾に分布
・3月から6月頃に開花

海岸付近の草地や、岩場に多く見られる。
ピンクや、白い花もあります。
地表面を覆いながら育つので、地被植物として利用されたり、ロックガーデン、花壇などにも使われることが多いです。




           
      ソープワート


・ナデシコ科
・サポナリア(別名)
・アジア西部に分布
・7月から9月頃に開花

別名の、サポナリアは、ラテン語で石鹸という意味で、シャンプーや、洗顔の代わりに使うことが出来ます。
花を乾燥させてポプリにすれば、香りを長持ちさせることが可能です。


       
  ムラサキアリアケカズラ


・キョウチクトウ科
・ブラジルに分布
・5月から11月頃に開花

花は赤紫色で、低温に弱い性質があります。
また、害虫に対する耐性は強い方だと言われています。



           
      コモンマロウ


・アオイ科
・ウスベニアオイ(別名)
・アジア温帯、ヨーロッパ南部に分布
・7月から8月頃に開花

葉っぱや花はサラダや、ティーにも利用されます。
乾燥させて使うといいみたいです。