植物生態学ゼミ

13A2062J   信州大学農学部  山口一仁

信州大学松本キャンパス内の植物を紹介します。


ラベンダー (シソ科)

背丈の低い常緑樹の一種であり、春に紫や白、ピンク色の
花を咲かせる様々な品種がある。原産は地中海沿岸で、高温
多湿は苦手である。ラベンダーには鎮痛や精神安定、防虫、
殺菌などに効果があるとされる。

ハルジオン (キク科)

多年草で、背の高さが30-80cmくらいになる。原産は北アメリカで、
広がるまで時間がかかるが、一度生えるとなかなかしぶとく、各地
に雑草化している。花期は5-7月である。

ユキヤナギ (バラ科)

落葉低木であり、樹高は1-2mになる。葉身は狭皮針形で、長さ2-
3cm、幅は0.5-0.7cmほどである。花期は3-5月で、枝全体に5弁で
雪白の小さなものをつける。


ヤマブキ (バラ科)

落葉低木であり、樹高は1-2mになる。葉身は卵形で、長さ3-7cm、
幅は2-3.5cmほどである。花期は4-5月の晩春で、明るい黄色の
花を多数つける。北海道から九州まで分布してる。

アセビ (ツツジ科)

常緑低木であり、樹高は1.5-4mになる。葉身は長楕円形で、長さ
3-9cm、幅は0.8-3cmほどである。花期は4-5月で、枝先に複総状
の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。しかしこの種は
有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤に利用される。

ミツマタ (ジンチョウゲ科)

ヒマラヤ地方原産の落葉低木であり、樹高は1-2mになる。葉身は
皮針形で、長さ9-25cm、幅は2-4cmほどである。花期は3-4月で、
合弁花であり、枝が3つに分かれている。和紙の原料として用いられる。

トウダイグサ (トウダイグサ科)

日当たりのよい畑や道ばたなどに生える高さ20-40cmの越年草である。
全体の形が油を入れた皿を置く昔の燈台に似ていることでこの名前が
つけられた。また、茎や葉を切ると白い乳液をだす。花期は4-6月である。


オオイヌノフグリ  (オオバコ科)

ユーラシア、アフリカ原産で、草丈10-20cmの2年草である。茎はよく分枝して
横に広がる。花期は3-5月で、コバルトブルーの花をつける。まれに白い花を
つけることもある。日本では全国的に分布している。

ヤエザクラ (バラ科)

落葉中高木であり、樹高は5-9mとあまり高くない。花径は4-5cmほどで、
花色はピンク、または薄いピンクである。暑さや寒さに強いとされ、日本
では全国的に分布している。

アカツメクサ (マメ科)

牧草として明治初期に渡来し、全国的に野生化している多年草である。
茎は直立して高さ20-60cmになる。花は球状に集まってつき、紅紫色で
あり、その花期は5-8月である。

オッタチカタバミ (カタバミ科)

北アメリカ原産の多年草である。地下茎は水平に伸びるものの、そこから
地上茎が縦に立つために、この和名がつけられた。春には鮮やかな黄色
の五弁化をつける。日本各地に分布している。

ヒメオドリコソウ (シソ科)

ヨーロッパ原産の2年草である。茎は四角形で高さ10-25cmになり、
上部の葉は赤紫色を帯びる。上部の葉腋に長さ約1cmの淡紅色の
唇形花をつける。花期は4-5月である。日本では主に本州を中心に
分布する。




トップに戻る