植物生態学ゼミ
信州大学 教育学部 学校教育教員養成課程 理科教一コース 森谷まみ
校内の植物と、山梨のシバザクラを紹介します。

<ユリノキ>
葉は薄くてかたく淡緑色で、浅く掌状に2〜4裂。
花期は5〜6月頃。金型で、枝先に直径6pくらいでチューリップに似た形の花を咲かす。
果実はローソクの炎のような形をした集合果。


<ハタザオキキョウ>
ヨーロッパ原産で大正時代に日本へ。
名前の由来は、ハタザオ(旗竿)にキキョウに似た花を連ねて付ける様子から。
淡紫色の釣鐘型の花を10〜20個下向きにつける。葉は互生、鋸歯。

<タケニグサ>
葉に切れ込みがあり形は菊の葉に似るが大きい。葉の裏は白っぽい。
花は夏に咲き、花弁がなく、がくは二枚。
茎を切ると黄色の乳液が出る。乳液はアルカロイド系の毒を含んでいうため、触るとかぶれ、飲むと呼吸困難に陥る。

<アジサイ>
葉は光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵型で鋸歯。
6月から7月に花を咲かせる。
花びらい見えるものはがくである。

<フジ>
合弁花で虫媒花
有毒である。
花は薄い紫色で、藤色の名前はこれに由来する。

<カタバミ>
葉は、ハート形の3枚が尖った先端を寄せ合わせた形。
春から秋にかけて黄色の筒状の花を咲かせる。
葉や菊は、水溶性のシュウ酸塩を含んでいるため、噛むと酸っぱい。

<シバザクラ>
北米原産。
4・5月頃に桜に似た形の、淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせる。葉は1センチ程度と小さい。
枝分かれし、地面を覆い尽くすように密生する。

<フゲンゾウ(八重桜)>
花は重弁であり、大輪の花を咲かす。花弁は5枚。
花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていく。
葉に先天がついており、蜜を出してありを集めてアブラムシ対策としている。


















































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