植物の生態


教育学部 教育カウンセリング課程 大日方春花

松本市(主に信州大学松本キャンパス内)で 
4〜7月の間に
見ることができた植物をいくつか紹介します。






    フ ジ(学名: Wisteria Floribunda)


     マメ科フジ属 開花時期は4〜5月
     葉は互生の奇数羽状複葉で、花 は薄い紫色。
     つる性の落葉大木で花序が長く 20〜80cmほどにしだれる
     日本固有種で、本州・四国・九州の温帯・暖帯に分布している。


            
    
                          
   
                         








フ キ(学名:Petasites japonicus)


キク科フキ属 開花時期は2〜3月
日本原産で日本中に分布しており、
海外では、北は樺太から朝鮮半島、中国大陸に繁殖している。
水が豊富で風があまり強くない土地を好む。
山菜として食べるのには、花が咲く直前の柔らかいうちがベスト。

 



     スイセン(学名:Narcissus)

      ヒガンバナ科スイセン属 開花時期は冬から春にかけて
      葉は根元からでて、肉厚で白っぽい緑となる。
         白や黄色の花を咲かせるものが多 く、草丈は15〜50cmほどである。
      原産は地中海沿岸地域やアフリカ北部。
         海岸に群がって生え、地中にはラッキョウのような鱗茎がある。
        
     
         
           



ユキヤナギ(学名:Spiraea thunbergii)

バラ科シモツケ属 開花時期は3〜5月
別名:コゴメバナ、コゴメヤナギ
葉は互生鋸歯。離弁花で花弁は5枚。
大きくなっても1.5mほどの落葉低木。
和名の由来は見た目そのもの。
垂れ下がった枝全体に白い小さな花をたくさんつける。






 ヒメオドリコソウ(学名:Lamium purpureum)

  シソ科オドリコソウ属 開花時期は3〜5月
  茎が四角形で短い毛が生えているのが特徴。
  
花は紅紫色の唇形で、葉は対生で鋸 歯。
  ヨーロッパ原産の外来種で、北アメリカ・東アジアなどに分布している。
  日本では主に本州に分布しており、道端や空き地にありふれている。

      





 エゾノギシギシ(学名:Rumex obtusifolius)

 タデ科スイバ属 開花時期は6〜9月 別名:ヒロハギシギシ
 ヨーロッパ原産の外来種。繁殖力が強く、北アフリカ・アジア・オセアニア
 ・南北アメリカに移入分布している。
 30cmほどの大きな葉がつくのが特徴。
 葉の裏のつぶつぶをご
覧ください!




              
    


        サボテン(学名:Opuntia spp.)

      サボテン科ウチワサボテン亜科オ
プンティア属
       アメリカの乾燥地に生じる多肉植物。
       日本には16世紀後半、南蛮人によって持ち込まれた。
      ウチワサボテンの"ウチワ"部分は団扇っぽい見た目に由来。
      サボテンは水をあげなくても育つというイメージがあるが、
      実は水を好むので、育てる際には注意が必要。


































































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