植物生態学ゼミ
教育学部 重盛美聡 14E1406J
ツタ  別名:ナツヅタ
ブドウ目 ブドウ科 ツタ属


北海道、本州、四国、九州の
丘陵帯から山地帯に生育。
落葉つる性木本。
つるには巻きひげがあり、先端に吸盤がある。
葉は単葉・互生するが
幼少期の葉は三出複葉。
葉の表面は濃緑色で光沢がある。
葉の裏面は灰緑色。
表裏面とも葉脈上に毛がある。
5枚の緑色の花弁をもつ小さな花をつける。
マツバギク
ナデシコ目 ハマミズナ科 マツバギク属

多年草。
多肉植物。
茎は木質化している。
地上を横に這い、茎は立ち上がる。
茎はよく分枝して、まばらなクッション状の群落になる。
節があって、葉は対生。
花弁が紫色でやや光沢がある。
朝に花が咲き、夕方に花が閉じる。
春から夏にかけ長期間開花を繰り返す。
ムシトリナデシコ
ナデシコ目 ナデシコ科 マンテマ属

茎の上部の節の下から赤褐色の粘液を出す。
この部分に虫が付くと動けなくなる。
ヨーロッパ原産の1〜越年草。
日本には江戸時代に渡来した。
庭に植えたり切り花などの用途があるが
道端にも野生化しているものがある。
高さは30〜60cm。
全体に粉白色を帯びる。
葉は長さ3〜5cmの卵型。
花は直径約1cmで密に集まって咲く。
花の色は紅色、淡紅色であるが
まれに白色。
ビロードモウズイカ
ゴマノハグサ目 ゴマノハグサ科 モウズイカ属

ヨーロッパ、北アフリカ、アジア原産。
日本に帰化している。
大きな葉のロゼットから伸長した
長い花穂に黄色い花を密集する。
高さ2mほどになる。
二年生植物。
日当たりのよい攪乱された土壌を好む。
種子の発芽は開けた土地を必要とする。
茎が伸びるにつれ上方の葉は小型になる。
花は初夏から晩夏にかけ約3か月咲き続ける。
花穂の下から咲き始め不規則に上へ進行する。
カネノナルキ
バラ目 ベンケイソウ科 クラッスラ属

南アフリカ原産。
常緑低木。
樹高は無霜地帯の露地で栽培すると
3メートル以上になる。
葉は多肉質の長円形で長さ3p程度。
明るい緑色で光沢があり辺縁部は赤く
特に秋から冬に鮮やかな赤色になる。
葉に斑の入るものもある。
花は冬に咲く。
繁殖は挿木で行われる。
観葉植物としてよく栽培される。
葉1枚から根を生やすほど生命力が強い。
アメリカヤマボウシ  別名:ハナミズキ
ミズキ目 ミズキ科 ミズキ属

アメリカ原産。
日本では庭園・公園・街路樹などに利用される。
落葉小高木。
樹高は5〜7m。
葉は互生・単葉で楕円または卵円形。
葉の表面は緑色、裏面は粉白色。
葉全面に毛が散生。
葉縁は全縁で大きな波状で
葉先は急鋭尖頭。
葉脚は左右不同の広いくさび形。
エゾノギシギシ  別名:ヒロハギシギシ
ナデシコ目 タデ科 ギシギシ属

ヨーロッパ原産の多年草。
日本では沖縄を除く
各地に広く帰化している。
道端や荒れ地に生える。
高さは0.5〜1.3m。
葉、葉柄、葉の中脈が
赤くなることがある。
葉は長さ15〜30cmで
形は卵状楕円形〜長楕円形。
茎の上部に総状花を多数出す。
淡緑色の小さな花を輪生状につける。
サイカチ
マメ目 マメ科 サイカチ属

本州中南部、四国、九州の
丘陵帯から山地帯に生える。
落葉高木。
葉は偶数羽状複葉。
小葉は12〜24枚で
長さ3.5〜5cm、幅0.8〜1.5cm。
表面は緑色で無毛か葉脈上に短毛。
裏面は淡緑色で無毛。
縁は全縁で先端は円頭または鈍頭。
幹にとげがある。
カイヅカイブキ
マツ目 ヒノキ科 ビャクシン属

イブキの園芸品種。
庭園、公園、生け垣等に植える。
砂地など水はけのよい場所が適する。
低温に弱い。
原産地は中国。
常緑小高木。
樹高は5〜10m。
葉は針状と鱗片状の二種類。
若い木や萌芽枝は針状で
やがて鱗片状になる。
雌雄異株。
主に春に挿木や接木で増やす。
ナシと近接して植えると赤星病を媒介する。
ヤマブキ
バラ目 バラ科 ヤマブキ属

北海道から九州まで分布する
古くから親しまれた花である。
低山の明るい林の木陰などに群生する。
樹高は1〜2m。
樹木であるが茎は細く柔らかい。
葉は薄く、はっきりとした鋸歯。
晩春に明るい黄色の花を多数つける。
花は一重のものと八重のものがある。









































































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