農学部 食料 生産科学科
14A1042B  鷹城 遼介
上高地に生息する植物




コウモリソウ(キク科)

多年草。深い山の林に生える

葉は三角状で中央裂片が最

も大きい。花期は8〜9月。

頭花は6〜10個の白色の筒

状花からなり、総苞は長さ8

o、果実の長さは4o。

名の由来は葉の形が翼を広

げたコウモリの様だから。






オオバコウモリ(キク科)

亜高山帯の林内に生え、高さ

1〜1.5m。葉は幅15p以上

花期は8〜9月。頭花は9〜

10個の小花からなり、総苞は

長さ7〜8o。果実は長さ5〜

6o。コウモリソウより葉が大

ためこの名がついた。



グンナイフウロ(フウロソウ科

山地の草地に生え、高さ30〜

40pで全体に毛や腺毛があ

る。葉の長さは10p内外で5

〜7裂する。花期は6〜7月。

花は淡紅紫色径2.5p。花柄

には下向きに曲がった毛と腺

毛がある。果実は長さ約2p






ショウキラン(ラン科)

深い山の木陰や笹の間に生

える。高さ10〜20p。全体に

紅紫色を帯びる。花期は6〜

7月。花は径2p程、外花被片

は紅色、内花被片は短く淡黄

色、唇弁には距があり前方に

曲がり長さ1p余。



ゴゼンタチバナ(ミズキ科)

亜高山帯の林内に生える。

高さ10〜15p。葉は6枚輪生

状につき、倒卵形で長さ3〜

5cm。花期は6〜7月。花は

小さく白色で、10〜30個頭状

に集まり、周辺に白色で花弁

状の総苞片が4枚付く。花弁

と雄しべは4枚。果実は径5

〜7pで紅く熟す。



ニッコウキスゲ

高原の草地に生え、群生する

こともある。葉は1.7p内外

花期は7月頃。花茎は高さ60

〜80p、花は3〜8個ついて径

7p、下部の筒状の部分は長

さ1〜2pで短い。果実は長さ

2p余。名の由来は日光にあ

ったから。別名ゼンテイカ。花

色が紅紫色のものがあり、

ムラサキキスゲということもあ

る。



バイカモ(キンポウゲ科)

流水に生え茎の長さは1mに

もなり、節から根を出す。葉柄

の基部は鞘となり、葉は3〜4

回裂けて糸状になる。花期は

5〜8月で花は約1p、花弁

がく片は5枚。雄しべ雌しべは

多数。果実は4oくらいの球

団を作る。梅花藻の名は花と

葉の形からきている。






上高地には他にもたくさんの植物がいましたが、

種の特定が難しく載せるのはやめました。

初めての上高地だったので日本の固有種を

たくさん見つけようと思っていましたが、

セイヨウタンポポやシロツメクサなど外来種が多く

少し残念でした。いくら環境整備や保護をしても

外来種は入り込んできます。日本固有種を守る

にはみんなの協力が必要だと思います。

上高地はそれを気づかせてくれる素晴らしい土地

だと思うのでぜひ行ってみてください。





































































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