3.カラマツ:マツ科の針葉樹にもかかわらず、落葉する。標高
1500mあたりのところに生えていた。本来はカラマツとコメツガの比較をしたかったが、コメツガを判別することができなかった。また、環境省によると、
カラマツは乾燥したやせ地や多湿な湿原周辺にも生育し、河川の氾濫など環境の変化にもよく耐えるが、極端に湿ってくると枯れる。 |
4.カンボク:葉は枝に対して対生し、形は広い卵形で3分裂していた。
カンボクの樹高は5-7mと言われているが、上高地で観察できたものは2-3mほどであった。また、花期は5-7月なので、今回は花をしっかり観察するこ
とができた。アジサイと少し似ている。 |
5.シウリザクラ:ウワミズザクラととてもよく似ていて、ほとんど判別
できないが、上高地に行ったのが6月下旬であったことを踏まえて、シウリザクラであると判定した。樹高はだいたい10m前後だった。 |
6.オシダ:根茎いた。から放射状に長さ100cmほどの葉を放射状に
出していた。比較的に広い範囲で生えていた。 |
7.レンゲツツジ:ロート状の花を観察できた。上高地に行ったのが6月
下旬ということもあり、多少散っていたレンゲツツジもあった。樹高は1-2mくらいだった。 |
8.ベニバナイチヤクソウ:花期は6-8月上旬なので、花はしっかり観
察できた。全体的に20cm程度の高さで、花径は事前調査の通り赤みを帯びていた。花は桃色で、下向きに咲いていた。梓川沿岸で観察できた。 |
ニッコウキスゲ:花期は5-8月上旬なので、花は観察できた。草原や湿
原で群生するといわれているが、観察されたニッコウキスゲは群生していなかった。 |