オオイヌノフグリ(クワガタソウ属) 直径1㎝ほどの瑠璃色の花を3~5月に咲かせる。 ユーラシア、アフリカ原産の2年草。 茎がいくつにも分かれて横に広がるようにして咲く。 果実はハート形をしている。 似ている植物に「イヌノフグリ」「タチイヌノフグリ」がある。 |
カタバミ(カタバミ属) 庭や道端に見られる多年草。ヤマトシジミの食草でもある。 直径約8mmの黄色い花を5~7月に咲かせる。 傍食という葉が睡眠運動をし、日陰や、夕方になると一方が欠けて見えることが特徴である。 日本古来のものは葉の色が紫がかっている。 似たような植物に茎が立っているのが特徴のオッタチカタバミという帰化種がある。 |
八重桜(バラ科) 普通のの桜に比べ、開花の時期が2週間ほど遅く、4~5月にかけて咲く。 花はやや大きめでふんわりとした一輪でもとても豪華なのが特徴。 八重桜とは八重咲きになる桜の総称でカンザンやフゲンソウが有名。 |
ヤマボウシ(ミズキ属) 高さ5~10mで幹は灰褐色。 淡黄色で小さい花が中心に集まって球状になっている。その周りに4枚の白い総苞片が付いていて、花弁のように見える。 果実は集合果で9月ごろに赤く熟す。直径1~3㎝。 食べることもできて、マンゴーのような甘さがある。果物酒に適している。 |
ビロードモウズイカ(モウズイカ属) 全体的にビロードのような白色の毛でおおわれている。 地中海沿岸原産の2年草。 河原、荒地、線路のわきなどに生え、高さ1~2mにもなる。 茎の先に長さ2~2,5㎝の総状花を序をだし、黄色の花を密集させてつける。花期は8~9月。 |
ビワ(バラ科) 中国南西部原産の常緑高木。日本には古代に伝わったと考えられている。 自家受粉が可能で11~2月に白く地味な花を咲かせる。 「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれる。乾燥させてビワ茶にしたり、直接患部に貼るなど生薬として使われる。 |
オオバコ(オオバコ属) 日当たりのよい道端や荒地によく見られる多年草。 葉はすべて根生している。目立つ数本の脈があり、葉面が波打っているものも多い。 根生葉の間から10~20㎝の花茎をのばし、小さな花をびっしりつける。 雄性の花茎、雌性の花茎がある。 茎や葉は咳止めや頭痛の薬にもなる。 |
イタドリ(タデ属) 山野のいたるところに生える高さ0,5~1,5mの多年草。 若い茎は酸味があり、生で食べられる。 茎ははじめは赤紫色の斑点があり、花の色は白色。 血を止め、痛みをとる効果があることからこの名前がついた。 |
ヒルガオ(ヒルガオ属) 日当たりのよい野原や道端に生えるつる性の多年草。 アサガオと違い、名前の通り昼間に花が咲く。 似たような花にコヒルガオがあるが、コヒルガオのほうが葉の基部が大きく横にはりだしているところで見分ける。 |
アサガオ(サツマイモ属) 真夏の朝に花がに咲く。 奈良時代末期に遣唐使が薬として持ち込んだ。 粉末にして下痢などの薬になる。 |
スギナ(トクサ属) 畑や湿気の多い土壌に生育している。 胞子茎をツクシと呼び、栄養茎をスギナと呼ぶ。 ツクシは食べることができ、スギナになると薬などに使われることができる。 |
ヒレハリソウ(ヒレハリソウ属) 多年生草木。英名のコンフリーの名で知られる。 高さ1m近くまで育ち、全体に白い毛が生え、初夏に釣り鐘状の淡紅色の花を咲かす。 |