松本キャンパスの木本 農学部 農学生命科学科 15A4039B 日比拓人 ラクウショウ(スギ科ヌマスギ属) 落葉高木。樹高は20〜50m葉は短枝に羽状、長枝にらせん状に互生する。北米南部が原産。湿潤地での生育に適しており、長 期間 の水没にも耐えることが可 能である。沼地や池などの過度な湿潤地で生育すると、気根を形成する。気根は根腐れを防ぐ効果がある。 |
メタセコイア(スギ科メタセコイア属) 落葉高木。樹高は25〜30m。葉は羽状に対生し、線形である。上記のラクウジョウとの見分け方は主に「気根の有無」もしくは 「葉が対生であるか互生であ るか」である。中国の四川省が原産である。当初は化石として発見されたが、のちに現存することが確認されたことから「生きている 化石」と呼ばれることもあ る。 |
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ヨーロッパトウヒ(マツ科トウヒ属) 常緑高木。樹高は30〜40m。葉は針形で互生し、長さは2〜3cm。長枝の上の葉はらせん状についており、基部には赤黄褐色の 葉枕があり主軸に対して上 向きにでる。ヨーロッパ北部・中部が原産である。ドイツのシュヴァルツヴァルトの主要樹種である。酸性雨や排気ガスに弱いが、土 壌えお選ばず、寒冷に耐性 を持っている。 |
エドヒガン(バラ科サクラ属) 落葉高木。樹高は20〜25m。葉は単葉で互生する。葉の表面は濃緑色で毛がはじめはあるが、のちに無毛か散生する。長寿であ り、巨木に成長し岡山県の天 然記念物に認定されたエドヒガンも存在する。開花時期は3,4月であり、花の色は薄い紅色から白色に近いものまで変異がある。本 州、四国、九州の山地でよ く見られる。 |
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コナラ(ブナ科コナラ属) 落葉高木。樹高は20〜30m。葉は単葉で互生し、枝の先端に集中する。若い葉は軟毛があるが、のちに無毛となる。葉は水分調整 能力が低いため根系を発達 させている。オオナラの葉よりも鋸歯が浅く、どんぐりの帽子部分(殻斗)が浅いものがコナラである。 |
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