農学部農学生命科学科植物資源科学コース 小林樹生
茨城県常総市の実家の庭の植物の紹介です





紀州蜜柑‐キシュウミカン(ミカン科)
原産は中国。ちなみにウンシュウミカンの原産は温州(中国)ではなく日本の不知火海沿岸とされている。互生単葉で葉は薄く小さな 鋸歯がある。5月になると3cm程の白い5弁の花を咲かせる。樹高は〜5mで実家のものは約3mであった。耐寒性が強く、関東以 南であれば見ることができる。収穫期は9月下〜12月だが実家のものは身が小さい上に酸味が強くおいしく食べられた記憶はない。
蜜柑の花言葉は清純



南天‐ナンテン(メギ科)
中国原産、葉は小さく光沢があり互生羽状複葉。2m程の高さで花は夏の初めに白い花が咲き、秋の終わりごろに小さな赤い実をつけ る。調べたところまれに白い実もあるらしいが実家では見たことがない。庭に訪れる鳥たちのえさとなっている。
花言葉は幸せ、福をなす、深すぎる愛、募る愛



蝋梅‐ロウバイ(ロウバイ科)別名 ナンキンウメ
中国原産で落葉広葉低木。樹高は2〜4m、葉は対生全縁で長楕円、やや薄くざらざらしている。12〜2月に葉が出る前に、よい香 りのする透明感のある蝋細工のような花が横または下向きにつく。内側は暗紫色で外側が黄色い。種子にはアルカロイドのカリカンチ ンという毒性物質を含む。花やつぼみから抽出した蝋梅油は生薬として利用される。
花言葉は先導、先見、慈愛、優しい心



合歓の木‐ネムノキ(マメ科)
日本・南アジア原産の落葉小高木で高いものは15mにも及ぶ。葉は2回偶数羽状複葉。花は夏に枝先に集中して咲く。淡紅色の雄し べが美しく、桃のような甘い香りを放つ。小葉が触れられたり、夜間になると閉じてしまうことからこの名がついたとされる。樹皮や 葉は乾燥させることで生薬として利用することができる。
花言葉は歓喜、繊細、夢想、安らぎ



蛇の髭‐ジャノヒゲ(ユリ科)別名 リュウノヒゲ
地元ではリュウノヒゲと呼ばれることが多かった。高さ10cm程の常緑多年草、細い葉が多数出る姿からこの名が付いた。夏に淡紫 色の小さな花をつける。子房は種子を1つ含み、熟れる前に破れて露出し美しい艶のある青色に熟す。根は漢方に使われる。茎は食べ ることができ、ゆがいてから油揚げなどと煮る。どこでも育ち横に広がるのが早く、雑草対策に効果的である。
花言葉は変わらぬ想い



柏葉紫陽花‐カシワバアジサイ(バラ科)
北米東南部原産の落葉低木で輪生単葉、深い切れ込みのある葉は形がカシワに似、秋に紅葉して深い赤に色づく。花は円錐状かピラ ミッド型に付く独特の付き方をしている。5月〜7月に真っ白の花を咲かせる。八重咲きと一重咲きがある。実家のものはちょうど 真っ盛りであった。一般的な紫陽花に比べて全体の大きさに対しての花の量が少ないのが特徴。
花言葉は汚れなき心、美、魅力ある人




















































































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