実家にある植物(愛知) 農学部 農学生命科学科 植物資源科学コース 15A3042G 牧野早希

マーガレット:和名 木春菊(モクシュンギク)
キク科 半耐寒性多年草

 観賞用の園芸植物で、カナリア諸島が原産地である。17世紀に欧州に渡り、日本には明治時代末期に伝わり大正時代から広く栽培され始める。
 3~7月に花をつける。この写真のように白色の一重咲きが普通であるが、黄色やピンク、八重咲き、丁字咲きもある。本来は宿根草だが、日本では温暖地で ないと越冬できない。何年も越冬できて大株になると茎が木質化して低木のようになる。
 花言葉は「恋を占う」、「心に秘めた愛」、「貞節」、「誠実」などがある。。


オシロイバナ(白粉花):和名 夕化粧(ユウゲショウ) ただしアカバナ科にも使われているので注意
オシロイバナ科 多年草または一年草

 観賞用に栽培されるほか、広く野生化もしている。南アメリカ原産で江戸時代初期に渡来し、一部は帰化している。
 茎は枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。
 花は、赤、黄色、白、絞り模様などがあり、同じ株で複数のものもあり、夕方に開き芳香がある。花筒が長いので口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸 蜜は困難である。日本では、主にスズメガが吸蜜し、送粉に関わっている。花弁はなく花弁に見えるのががくであり、基部は緑色で膨らんでいる。花の根元の緑 色のがくのようなものは総苞である。がくは基部を残したまま脱落し、果実ががくの基部に包まれたまま熟して黒い種子のようになる。この種子の中に粉状の胚 乳があることからこの名がついた。
 花言葉は、「あなたを想う」、「内気」、「臆病」、「信じられない恋」、「疑いの恋」などがある。

半夏生(ハンゲショウ):別名 片白草(カタシログサ)
ドクダミ科 多年生落葉草本植物
 
 日本の本州以南、朝鮮半島、中国、フィリピンなど東アジアの亜熱帯性湿地の分布し、日の当たる湿地などに太い地下茎で分布を広げて群生する。日本で生育 に適した土地が減少していることから、自生株は減少傾向にあり、地域によっては絶滅が懸念されている。 
 夏至から11日目にあたる半夏生の頃花を開き、葉が白くなるからという。また葉の表面が白いので片白草(カタシログサ)とも呼び、半化粧と書く場合もあ る。
 水辺や湿地に生え、高さは0.6~1mである。
 小さな花を多数つける。初め、花穂は垂れているが、下のほうから開花するにつれて立ち上がる。
 葉は互生で、羽状心形、基部がハート形の細長い形状である。
 花言葉は、「内に秘めた情熱」、「内気」などがある。

キウイフルーツ(キーウィ)
マタタビ科 落葉つる性木本

 原産地は中国で、耐寒性があり冬期の最低気温が‐10℃程度の地域でも栽培が可能である。産地は温帯から亜熱帯で、熱帯果実ではない。日本では果樹とし て栽培される。
 花は5月頃に咲く。雄と雌で木が分かれている、雄雌異株なので、雄花と雌花がそれぞれ別に咲く。また表年、裏年があるので、人工授粉や摘果を行うほうが よい。
 葉は単葉で互生、縁にはトゲ状の鋸歯がまばらにあり、葉先は急に鋭頭となる。葉身はほぼ円形で、葉脚は深い心形、基部から掌状の脈が出る。側脈は6~8 対である。
 果実は毛が密生し、球形か楕円形である。
 花言葉は「ユニーク」、「お調子者」などがある。
 



ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科 落葉つる性木本

 中国原産で平安時代には渡来していたとされる。日本では観賞用として庭園、公園などに植栽される。
 夏から秋にかけ橙色または赤色の大きな花をつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。
 古名は「ノウセウ」または「ノセウ」で、それが訛って「ノウゼン」となった。またつるがほかの木に絡み攀じ登るため「カズラ」の名がついた。
 葉は奇数羽状複葉で対生である。鋭い鋸歯があり、先端は鋭頭または鋭突頭となり、基部は広いくさび形である。
 花言葉は「名声」、「名誉」などがある。

カラー(モモイロカイウ)
サトイモ科 多年草
 
 原産地は南アフリカである。水はけのよい草地や岩場などに自生し、生育に水分を必要とするが、加湿や滞水は好まない。
 オランダカイウ属は園芸では「カラー」と呼ばれる。主な種として「オランダカイウ」、「シラボシカイウ」、「キバナカイウ」、「オオキバナカイウ」、 「モモイロカイウ」などがある。
 花は、6月~7月に咲き、色は赤、橙、黄、ピンク、白、紫などさまざまである。
 花言葉は「乙女のしとやかさ」、「清浄」、「壮大な美」、「歓喜」、「熱意」、「凛とした美しさ」、「夢のような恋」、「熱血」、「壮麗」、「清純」な どがある。



グラジオラス:別名 トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)
アヤメ科
 日本に自生種はなく、園芸植物として植えられている。原産地はアフリカ、地中海沿岸などであり、日本に明治時代に輸入され、栽培が開始された。
 名前は、古代ローマの剣である、「Gladius](グラディウス)に由来し、葉が剣に類似していることが根拠とされる。
 花は夏の7~8月にかけて開花する春植え球根として流通しているが、一部では秋植え球根で、春に開花するものもある。色は、赤、黄、橙、白などがある。
 花言葉は「勝利」、「密会」、「用心」などがある。


ペチュニア:和名 ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)
ナス科 草本 一年草
 原産地は南アメリカで1767年にフランスのコンメルソンがウルグアイで本種の白花を発見したのがヨーロッパに伝わったはじめである。その後1831年 にはブラジルから赤紫の花がヨーロッパにもたらされた。
 品種改良が進み、花の大きさは大輪、中輪、小輪、色は赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄、白青、桃など、多彩で、八重咲きのものも作出されるなど、花容がバ ラエティに富むものになった。咲いた花が枯れると同じ株の茎に育っているつぼみが開花し、株としては4月~10月まで花が咲き続け、10月~11月に株は 枯れる。
 日本にツクバネアサガオの名称で渡来し、寒さに弱いため、一年草として扱われた。
 葉は、茎の上部で対生、下部で互生し、柄はほとんどない。
 花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」、「心の安らぎ」などがある。

































































































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