情報工学科 室井博貴

松 本市周辺で発見した植物の中で、「ゼミで未登場のもの」「ゼミ内で個人発表したもの」を中心にご紹介します。
種類や生育場所にかなりのバラつきがございますがご容赦ください!




ドクダミ
 (ドクダミ科)
多年草。花期は6月~7月。葉は、互生・単葉・全縁。
白い4枚の花弁状のものは総苞片であり、花弁にあたるものは存在しない。
薬効に優れた植物であり、「十薬」という別名をもつ。




クズ (マメ科)
つる性の多年草。花期は7月~9月。葉は互生・三出複葉。
根からは葛粉や葛根湯がつくられる。秋の七草の一つ。
つるを伸ばした先々に根をおろし、株を増やすので繁殖力が非常に高い。
米国では園芸用に持ち込まれたものが繁茂し大きな問題に。
「世界の侵略的外来種ワースト100」にも認定されている。





ジュウニヒトエ (シソ科)
多年草。花期は4月~5月。葉は互生・単葉・鋸歯。
名前の由来は、幾重にも重なって咲く花の様子を
古代の女性の装束である「十二単」に見立てたことから。
日本固有種であり本州・四国に分布。


ハクサンフウロ (フウロソウ科)
多年草。花弁は5枚で、色は白に近いものから濃いピンクまでと幅がある。
花期は7月~8月。葉は鋸歯。
日本固有種であり東北地方~中部地方の高山に分布。



ハス
 (スイレン科)
花期は7月~8月で、白またはピンクの花を咲かせる。
花は朝開いて一定時間で閉じてしまう。
種子は発芽能力を長期間保持することが可能で、
約2000年前の種子から発芽した大賀ハスの例は有名である。

アシ
 (イネ科)
多年草。花期は8月~10月。
ヨシという別名を持つが、これはアシという語が「悪し」を連想させるのを忌み嫌ってのもの。
古くから人間に利用されてきた植物で、茎からつくられた簾は葦簀(よしず)として有名である。




ネムノキ (マメ科)
落葉小高木。樹高は5m~10m。
花期は7月~8月で、淡紅色の糸状のおしべが特徴的。
葉は互生・2回偶数羽状複葉。


バ イカウツギ (アジサイ科)
落葉低木。樹高は1m~2m。
花期は6月~7月で、4枚の白い花弁をもつ。葉は対生・単葉。
名前の由来は花の形が梅の花に似ていることから。
日本では本州~九州の山地に自生している。









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