農学部 農学生命科学科 動物資源生命科学コース
 中村 駿一
お気に入りの植物を紹介します。



                              

          

ヒメオドリコソウ
   

シソ科 オドリコソウ属


花期は4~5月。ヨーロッパ原産。唇の形をした花を咲かせる。葉では網目状の葉脈がはっきりと確認でき、茎の断面は四角形である。上部の葉が赤紫色を帯び ているのが特徴的。
      





           
             

シバザクラ

ハナシノブ科 フロックス属

花期は 4~5月。北米原産。赤色や白色、紫色などの花を咲かせる。サクラと似た形の花を咲かせるため、名前に《サクラ》と付くが、サクラと違いバラ科ではなくハ ナシノブ科である。





     

トウダイグサ

トウダイグサ科 トウダイグサ属

花期は4~6月。漢字で書くと《燈台草》であり、全体の形が昔の油 を入れた皿を置く燈台に似ていることから、その名前が付く。花があまり目立たないため、生殖では不利だが、日当たりのよい場所で生育し、背丈が高いため、 競争には有利である。茎や葉を切ると白い乳液を出す。




カモガヤ

イネ科 カモガヤ属

花期は5~7月。ヨーロッパから西アジア原産。代表的な牧草の一 つ。オーチャード・グラスの名でよく知られている。花粉症の原因としてもよく知られている。イネ科に共通して言えることだが、風媒花であるため、花は植物 体の一番上に咲く。







スギナ

トクサ科 トクサ属

シダ植物。スギナは春になると地下茎から《ツクシ》としてよく知ら れている胞子茎(右写真)を伸ばす。そののち、茎と葉を持ち、光合成を行なうことができる栄養茎(左写真)を伸ばす。ツクシは食べることができるため、食 材としても親しまれている。


      

ヤマザクラ

バラ科 サクラ属

花 期は3~4月。葉は細かい鋸歯を持ち、裏側が白っぽい。花期になると、花と赤い若葉が同時に出る。花と葉が同時に出ることは、光合成を早くから行なうこと ができるため生存に有利であるが、花が葉で隠れやすくなってしまうため生殖に不利となってしまう。そのため花が大きくなる方向へ進化したと考えられる。








エドヒガン

バラ科 サク ラ属

花 期は3~4月。葉よりも先に小さい花がたくさん咲く。一般に、サクラの樹皮には横筋が見られる(下写真・ソメイヨシノ)のに対し、エドヒガンの樹皮には縦 線が見られ(右上写真)、樹皮が縦に裂ける。














































































































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