植物生態系ゼミ 
農学部 15A3005B 大岡彩夏
松本市入山辺で見つけた植物について紹介します。








セイヨウタンポポ 〈キク科 タンポポ属〉

ヨーロッパ原産の多年草。
明治時代に渡来し、現在では都市周辺では
もっともふつうのタンポポになっている。
花は直径3.5~5cm。
冬の間はロゼットをつくり過ごす。



ヒメオドリコソウ 〈シソ科 オドリコソウ属〉

ヨーロッパ原産の2年草。明治中期に渡来した。
茎は四角形で高さは10~25cm。
葉は対生し、長さは1.5~3cmの卵円形で鋸歯。
上部の葉は密集してつき、赤紫色を帯びる。









ワラビ 〈コバノイシカグマ科 ワラビ属〉

夏緑性の多年生シダ。
根茎は径5~10mmで地中深く長くはい、幼部に淡褐色の毛をもち
葉を隔たってつける。
葉柄は長さ1mを超えるものもあり、わら色だが基部は暗褐色から
黒色、淡褐色の毛が密にある。
葉身は三角状卵形。
山野の湯地に群生する。



ニリンソウ 〈キンポウゲ科 イチリンソウ属〉

2個の花をつけることによるが、1個のことも3個のこともある。
山麓の林緑や林内に生える高さ15~25cmの多年草。
地下茎で増えるため群生することが多い。
根生葉は長い柄があり、3全裂し、さらに2深裂する。
茎葉は3個輪生し、無柄。
先端に直径約2cmの白色花が開く。





クサソテツ 〈イワデンダ科 クサソテツ属〉

根茎は短くて直立し、地下に細い匍匐枝を出して
栄養体生殖を行う。葉は二形で、葉柄はわら色で短く
下部は褐色で膜質。披針形で全縁。
長さは10~15mmの鱗片をまばらにつける。
葉身は、一回羽状複葉、下部は次第に狭まる。
山地の明るい草原や湿地、渓側に群生し夏緑性。
若芽はコゴミと呼ばれ、食用になる。





ワサビ 〈アブラナ科 ワサビ属〉

深山の澄んだ渓流に生える多年草。根茎は太い円柱形で多くの節がある。
茎は直立し、柄のある心形の葉を数個つけ
高さは20~40cmになる。
花は3月から5月ごろに咲く。
太い地下茎は香辛料となる。


◎参考文献
・日本のシダ植物図鑑
・野に咲く花
・山に咲く花












ƒgƒbƒv‚É–ß‚é